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新年恒例の初競りで高額落札続出!1貫40万円で食べられるウニの寿司?

新年恒例の初競りで高額落札続出!1貫40万円で食べられるウニの寿司?

1月5日、東京都江東区の豊洲市場で今年最初の取引となる初競りが開かれ、マグロやサクランボが高額で落札され話題になっています。1月6日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、この初競りのニュースに寄せられたリスナーの投稿を、塩見啓一アナウンサーと小高直子アナウンサーが紹介しました。

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最高額を続々と更新

5日朝に行なわれた新年恒例の初競りで最も注目を集めたのは、青森県大間産のクロマグロ。なんと276キロのクロマグロが2億700万円の最高値で競り落とされました。
記録が残る1999年以降で2番目に高値のようです。

また北海道函館で水揚げされたムラサキウニも、史上最高値の1枚700万円で競り落とされました。こちらも昨年の150万円を大きく上回る過去最高額。

一方、青果でも記録更新がありました。

東京都中央卸売市場 大田市場で行なわれた初競りでは、山形県天童市から出荷されたサクランボの佐藤錦1箱が過去最高額の150万円で落札され、これまでの最高値であった100万円を更新したとのこと。

1箱68粒入りで、1粒当たりの値段はおよそ2万2,000円です。
天童市の農家が初競りに向けて、農業用ハウスで特別に栽培したものだそうです。

回らない方

初競りの話題は時代にそぐわず景気がよく、驚きの値段の連続でした。
この現実離れした金額の飛び交うニュースに対して、リスナーからはこんな投稿が届きました。

「700万円でウニを競り落とした中目黒の寿司店の方は『赤字ですが、それでもいいと思って買わせていただきました。最高のウニなのでぜひ食べていただきたい』とコメントしたそうです。
このウニは6日から1貫40万円で提供されるとのことです」(Aさん)

小高「40万円!それって何色の皿?」

塩見「回転寿司じゃないと思いますよ(笑)」

1貫40万円のお寿司がレーンに流れる回転寿司屋があったとしたら、まかり間違っても入りたくないです。

「誰が食べるんでしょうね」とつぶやく塩見。どこのお金持ちがどんな気持ちで注文するのか気になります。

記念で150万円

軽自動車が買えるほどの値段で競り落とされたサクランボですが、高値が付いたのには理由があるようです。

「山形の初競りで、佐藤錦が500gで150万円の値が付いたそうですが、今年は山形でフルーツ栽培が始まって150年目なのだとか。そのことにちなんで落札者は150万円で競り落としたのだそうですよ」(Bさん)

落札者は「記念年である2025年がいい年になってほしい」と語ったといいます。山形のフルーツ栽培に対するリスペクトを感じます。

小高「サクランボってよくルビーに例えられたりしますけど、もう本当に宝石クラスですよね」

マグロはお値打ち?

そして桁違いの金額で取引された大間産のクロマグロに関しては、こんな投稿が届きました。

「豊洲市場で競り落とされた2億700万円のクロマグロは、寿司2貫で1,160円で提供されるようです」(Cさん)

もとは2億超えとはいえマグロは大きいので、ひとり分にすると先ほどのウニよりかは手の届きやすい金額になるようです。

小高「私たちが食べる時には、そのくらいの値段になってるんですね。それでも十分いいお値段ですけど」

塩見「でもさっきのウニは1貫で40万円、こっちのマグロは2貫で1,160円ですよ。どっち食べます?」

小高「うーん、どっちも食べない(笑)。私はくら寿司に行きます」

2億のマグロの魅力よりも、2貫で100円の安心感のほうが勝る小高。
景気がいいのは競りの場だけのようです。
(吉村)
 

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