名古屋のラジオパーソナリティ、3年10ヶ月前の非礼を謝罪に札幌へ
2024年もオンライン・リアル双方で様々なイベントが開催されたボカロ界隈。CBCラジオ『RADIO MIKU』のパーソナリティ清水藍は、この1年でアメリカ、福岡、東京、大阪など各地のイベントに参加してきました。12月29日の放送では、北海道へ足を運んだことを報告。今回は何のイベントに足を運んだのでしょうか?
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く北海道行きの動機
初音ミク「マジカルミライ2024」のテーマソング「アンテナ39」(柊マグネタイト feat. 初音ミク(オフボーカル))。
番組ではこのオフボーカル版が、遠征レポートのBGMとして数十回に及びパワープレイされていました。
今回もこの曲をBGMに、先日番組プロデューサーと北海道へ出かけたと報告する清水。
清水「ちょっと前から『北海道に行きたいね』って話はしていて。何なら、北海道に本社を構えるクリプトン・フューチャー・メディアさんにも会いに行きたいなーということは話してたんです。
たまたま番組プロデューサーと私のタイミングが合ったのが、先週だったと」
実はこの北海道訪問は、謝罪のためのもの。
ただし、その相手はクリプトン・フューチャー・メディアではありません。
目的地は、札幌市の「さっぽろ羊ヶ丘展望台」でした。
タイミングよく他のイベントも
清水「なぜ私たちがクラーク博士像にごめんなさいをしに行ったのかというと、覚えているリスナーもいますかね?」
事件が起こったのは2021年2月4日のオンエア。
番組の中で当時の「さっぽろ雪まつり」で雪ミクの雪像について触れた際、北海道の偉人であるクラーク博士を「クラーク」と呼び捨てにしてしまった清水。
オンエア中、番組ハッシュタグには道民をはじめリスナーから「先生を付けろ、博士を付けろ、呼び捨てにするな」とお叱りポストが並び、プロデューサー曰く「番組初の炎上事件」となりました。
3年10ヶ月経て、クラーク博士像のある「さっぽろ羊ヶ丘展望台」へお詫びすることを企画した清水たち。
ちょうどタイミングよく、新千歳空港の「雪ミク スカイタウン」が12月20日リニューアルオープンし、新しい雪ミクの等身大立像が展示されました。
さらに翌21日からは、それまで「雪ミク スカイタウン」に飾られた立像が、「さっぽろ羊ヶ丘展望台」で展示されることになったのです。
清水たちが北海道を訪れたのは12月21日。これ以上ない絶妙な機会となりました。
3年10か月振りの謝罪
ちなみに新千歳空港へは中部国際空港を8時40分に発つ飛行機。
5時起床・7時半に空港着と余裕のプロデューサーに対し、6時起床・8時10分に空港着とギリギリの清水。
新千歳空港ではリニューアルした「雪ミクスカイタウン」を訪問し、施設内でジンギスカン料理を堪能して札幌市へ移動。
「さっぽろ羊ヶ丘展望台」行きのバス停の場所に迷いつつ、バスの中でプロデューサーに「今回番組に出ていいですよ」と突如指示を出した清水。プロデューサーは「出してほしい」と頼んでもいないのに、なぜ許可されたのか合点がいかなかった様子。
3年10ヶ月ぶりにクラーク博士像へ非礼を詫びた後、さらに未来の自分へのメッセージを投函できる「大志の誓い」に次なる夢を記してきた清水。
果たしてどんな野望を記したのでしょうか?
(葉月智世)