煙突に逃げ込んだ男、あわてんぼうのサンタクロース状態に
FNNプライムオンラインなどの記事によると、12月10日にアメリカ・マサチューセッツ州の民家で起きた逃走劇が話題になっています。煙突に逃げ込んだものの、身動きが取れないところを警察が発見。消防隊をも巻き込んだ男性は薬物使用などの容疑で逮捕されました。26日放送のCBCラジオ『戸井康成の木曜スクラッパー』では、戸井康成と小林美鈴がこのニュースについて語り合います。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くあわてんぼうのサンタクロース
なんとも哀れで間抜けなこのニュース。
「煙突 逃走 男」で検索すると、狭く深い煙突の中で動けなくなっている男性の様子を見ることができます。
リスナーからはこんなコメントが。
「まるでサンタさん。違法薬物所持の疑いで逃走中の男。煙突にハマり、身動きが取れなくなる」
「煙突に詰まった男、持っていたのは薬物。煙突に詰まったこの男の写真を見た時、先週取り上げられた『古井戸に落ちた男性』の写真かと勘違いしました」
戸井「(先週の男と)同じようにすっぽりハマっている感じがね。まさに『あわてんぼうのサンタクロース』と言いましょうか」
クリスマスシーズンの出来事だから取り上げたものの、普段であれば取り上げるまでもないニュースと戸井。
飾りと化している昨今の煙突事情
それにしても、逃走中の男性はどうして煙突にはまり込むようなことになったのでしょうか?
どうやら自宅に警察が来たため、あわてて煙突に逃げ込んだところ身動きが取れなくなった模様。結局、消防隊員に救出されてしまう羽目になったようです。
もう一人の仲間は逃げ切ったと思われましたがやはり捕まってしまい、同じく違法薬物所持の容疑で逮捕されたとのこと。
小林「煙突は人が通れない、ってことなんですかね?」
戸井「本来はね」
煙突を備えた家の実際の様子を『世界の車窓から』などの番組で観たことがあると戸井。
最近の煙突はほぼ飾りと化しており、セキュリティや費用の問題から暖炉としてもはや使用されず、エアコンやファンヒーターで室内を温めているのが実情のようです。
小林「じゃあ、サンタさんはどうやって入っているのでしょうか?」
昔の煙突は今より大きかったのかもしれません。
煙突が使用されなくなると、「チム・チム・チェリー」(映画『メリー・ポピンズ』)に出てくるような煙突掃除屋もすっかり商売あがったりだと戸井。
「だからマリオは掃除をやめて姫を助けに行っているのか」と納得する小林。
お粗末ながら時代の移り変わりが垣間見えた今回のニュース。
いずれにしても間抜けな二人組はしっかり罪を償ってもらいたい、と締める戸井でした。
(nachtm)