とろーり、もっちり!三重県松坂市「道の駅 飯高駅」の新食感スイーツの正体は?
毎週金曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、西村俊二アナウンサーがおすすめの道の駅を紹介しています。12月27日の放送で紹介したのは、三重県松阪市にある「道の駅 飯高駅」です。西村のおすすめは、ここでしか食べられないというあるスイーツ。不思議な食感が病みつきになると語るそれは、一体どんなスイーツなのでしょうか?聞き手は安藤渚七です。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く木の香り漂う天然温泉
「道の駅 飯高駅」は、三重県で最も古い道の駅で、櫛田川の清流を望む展望の良い場所にあります。
県内で唯一の日帰り温泉施設がある道の駅でもあり、何と11種類18槽もの湯舟を楽しむことができるのだとか。
街の三方が1,000m級の山々に囲まれたこの飯高町では、野鳥のさえずりや新緑、滝しぶきに紅葉と、四季折々の美しさを堪能できます。
自然の中でゆったりと浸かる温泉は格別で、遠近問わず他の県からも来訪者の多い道の駅です。
安藤「11種類って結構多い!」
西村「その辺の温浴施設なんかより立派ですよ」
温泉が人気な道の駅ですが、季節でメニューの変わるレストランや、地元のそば粉100%使用のそば打ち体験なども魅力です。
隠れ名物ブルーベリー
そんな「道の駅 飯高駅」で西村がイチオシだと言うのは、不思議な食感が病みつきになるスイーツ。
安藤「スイーツ?」
松坂市といえば真っ先に思い浮かぶのは松坂牛ですが、実は他にも有名なものがあります。
西村が今回紹介するのはそれを使用したスイーツなのだとか。
西村「売り場の写真を撮ってきました」
安藤「ブルーベリー?」
写真には「なめらかブルーベリースイーツ」と書かれた商品のポップが。実はこの辺りには、ブルーベリー農家が多いのだそうです。
西村「大きさはちょうど小ぶりなプリンとかゼリーくらい。小学校の頃給食で出たような感じの」
安藤「じゃんけんで取り合いになるやつだ!」
そしてポップには「飯高駅限定」の文字が。飯高町で採れたブルーベリーのみを使用した、地元の美味しさを存分に味わうことのできる特別なスイーツのようです。
プルもちトロ~リ
そして気になるのはスイーツの正体。
実は以前、西村がお土産として買ってきたそうです。安藤が「めちゃくちゃ美味しかったです!」と絶賛するのには理由がありました。
安藤「まず一口食べた時のブルーベリーがすっごく濃くて美味しい!で、西村さんが言うように食感が面白くて。ゼリーでもない、プリンでもない、お餅でもない、みたいな」
プルプルしているかと思いきやモチモチで、なおかつトロっとしているという何とも絶妙な食感なのだとか。
西村「そう。寒天とも違うし、ババロアとも違うし」
どんなスイーツにもない、唯一無二な舌ざわりのようです。珍しさも相まって「美味しいし食べてて楽しい」と語る安藤。
安藤「スプーンで持ち上げた時に、プツンって切れない感じなんですよ。とろーってちょっと持ち上がる感じの」
なんとも不思議なスイーツのようです。ますます正体が気になります。
食感の秘密は葛にあり
西村「この絶妙な弾力は一体何なのか。箱をよく見たら、ちゃんと書いてありました。奈良県吉野の本葛が使われているそうです」
安藤「言われてみれば!あの葛が、独特な食感を生み出していたんですね」
いわゆる葛餅のようなスイーツのようです。
そして注目すべきはその食感だけではありません。ブルーベリーも中にたっぷり入っていて、果肉感も種のツブツブ感も楽しむことができるのだとか。
西村「本当に果肉を食べた後のようなフレッシュ感もあるんですよね」
そう語る西村が何よりも驚いたのは、その価格だと言います。
西村「4個入りで760円です」
安藤「リーズナブル!」
ひとつ当たり200円以下で、地元の新鮮な果物をふんだんに使った美味しいスイーツが食べられるのは破格です。
そして何よりもやはり、この不思議な食感は食べた人を虜にするようです。
安藤「葛のスイーツって新食感でハマっちゃいました。他の場所でも売ってたら買いたいもん」
よほど気に入った様子の安藤でしたが、このスイーツは「道の駅 飯高駅」でしか買うことができません。
魅惑のもちトロ食感を求めて、松坂市まで足を運ぶ必要がありそうです。
(吉村)