「ハクション!」ときたら大魔王?くしゃみの後に続けたくなる言葉アレコレ
「ハクション!」とくしゃみをした後に、続けて何か言ってしまう。こんなことはありませんか?10月25日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)には、「くしゃみの後に続く言葉」についての投稿が数多く寄せられました。『ハクション大魔王のうた』をBGMに、つボイノリオが投稿を読み上げていきます。
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「くしゃみの後に『バカヤロー!チクショー!』とか『この野郎!』とか言いますが、私は『ハクション!大魔王~』とちゃんと歌ってます」(Aさんほか)
同様の投稿が多数寄せられました。かなりの人が、くしゃみの後にこの歌をうたっているようです。
「母は私がくしゃみをするたびに、すかさず『もう一丁!』と勢いよく謎の言葉をかけてきました。私がこどもの頃も大人になってもこの言葉で、今になってものすごく気になっています。そんな母は8年前に亡くなっているので、生前に聞いておけばよかったなと思います」(Bさん)
「私の亡き父はですね、『はくしょ~い~船方さ~ん』と歌につなげていました」(Cさん)
くしゃみで思い出す父母の姿。
パラッチョパラッチョ?
「あまり仲良くない隣の奥さんはアレルギー持ちで、春や夏にはよくくしゃみをしています。隣の家と建物が近いので、関西弁を使う隣の奥さんがくしゃみをすると『ハクション!あほんだら~」という声が聞こえてきます」(Dさん)
「くしゃみの後は『ハクション!パラッチョパラッチョ、はぁ』と言っている自分がいます」(Eさん)
まるで呪文ですね。それにしても十人十色です。
「日本はくしゃみに自らの言葉を足し、西洋は周りの人が言葉をかけるという話がありましたが、『徒然草』では、くしゃみをした後で『くさめ』と声を発する人がいました。少なくともこの時点ですでにそういう習慣が日本にあったようです」(Fさん)
ただしこれは、くしゃみをした老女が自分のこどもたちに邪気が及ぶのを防ぐためのおまじないだったそうです。
昔はインターナショナルだった?
つボイ「この『徒然草方式』は、外国の方式ですね」
海外でくしゃみをするとかけられる「Bless you.(神のご加護がありますように)」は、相手を気遣う言葉。
つボイ「外国の人に言わせると、くしゃみは魂が抜ける瞬間らしいです。だから『抜けたらあかんよ』ということで、『Bless you.』という言葉になっているらしいです」
『徒然草』は鎌倉時代の随筆です。
つボイ「わりとインターナショナルな感覚だったんです。そこから離れて『大魔王!』とか言ったりとかね(笑)。魂とか宗教観はないですよね」
ハクション、プーの技
「うちの父ちゃんはね、よく『ハクション、プー』とオナラも一緒に出して家族で大笑いしたものでした」(Gさん)
この投稿に「これは自分で『プー』って言うんじゃなくて、本当に同時に…」と混乱する小高直子アナウンサー。
つボイ「同時に出ちゃう」
小高「んっふふふふふ、出ちゃうの(笑)」
つボイ「上から下からバランスが取れてます」
小高「これは割と誰でもできるものなのか、結構難しいものなのか、どっちなんだろう」
つボイ「『難しいから僕も目指そう!』と思う人はいないです」
くしゃみとおならの同時出し。これがどんなに卓越した技であろうと、わざわざチャレンジしようという人はいなそうです。
(minto)