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最新研究でお尻からの呼吸が判明!もしかして水泳もできる?

最新研究でお尻からの呼吸が判明!もしかして水泳もできる?

先月、名古屋大学大学院呼吸器外科の芳川豊史教授ら11人の研究グループが、ユニークな研究などに贈られるイグ・ノーベル賞を受賞しました。評価された研究は「多くの哺乳類がお尻からも呼吸ができると発見」したことです。10月2日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、CBCアナウンサー永岡歩とつボイノリオがこの研究の話題で盛り上がり、さまざまなアイデアが飛び出しました。

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受賞に複雑な思い

イグ・ノーベル賞は1991年にノーベル賞のパロディとしてアメリカの科学雑誌が始めた賞で、人をクスッと笑わせつつ考えさせる研究に贈られるものです。
日本人の受賞は18年連続で、今年は芳川教授らの研究に賞が与えられました。

研究内容は、多くの哺乳類がお尻から呼吸できることを発見したこと。
呼吸は口と鼻で行なうものですが、多くの哺乳類はお尻からも呼吸できるとか。

芳川教授は受賞の報を受けた当初、複雑な気持ちになったそうです。
人を笑わせるような冗談で研究をしたわけではなく、本気で役に立ちたいと思って行なったことだったからです。
ただ、賞として認められたのは良かったかということで、今では喜びを語っています。

9月に行なわれた授賞式では研究メンバーと一緒にドジョウの被り物を被り、豚のぬいぐるみを持って研究内容を発表するなどして会場を笑いに誘いました。

とても真面目な研究

なぜお尻から呼吸ができるか、研究しようと考えたのでしょうか?

ドジョウは泥の中などの低酸素状態では、腸に蓄えられた空気から酸素を取り込んで呼吸をします。
研究チームは「哺乳類でもお尻から呼吸して酸素を取り組めるのではないか」と研究を始めていきました。

その研究を加速させたのはコロナ禍。
頻繁に利用された人工心肺装置ECMOを使うと、肺炎患者の身体の負担が非常に大きいことを問題視しました。
お尻からの呼吸で呼吸不全を緩和できればと研究が進み、2021年には論文を提出。

この論文では、肺がうまく機能していない赤ちゃんなどへの酸素補給に役立てたいとの旨が書かれているそう。

人命を救う立派な研究ですが、「お尻」というキーワードが面白みを作り、くすっと笑えるということで評価され、今年イグ・ノーベル賞受賞となりました。

お尻呼吸法

つボイは「この研究を水泳競技に活かせないか」と提案しました。
呼吸を減らせるようにお尻からも呼吸してみてはどうかというのです。

つボイ「口で吐いたり吸ったり、肛門でも吐いたり吸ったり」

水泳を習っていた永岡によると、水泳において大切なのは抵抗をいかに減らせるかということ。
呼吸のため顔を水面から出すと抵抗が生まれるため、呼吸をいかに減らせるかも重要です。

さらにつボイはお尻を呼吸に使うだけでなく、噴射力にできないかと提案しました。
お尻からおならが出る勢いを推進力に変えると記録が伸びるはずなのでは、ということです。

これらを水泳に応用したら「日本はより強固な水泳王国になれるのでは?」と冗談混じりで盛り上がりました。
水泳大国と言われている日本ですが、近年のトビウオジャパンは成績が落ち気味。

永岡「この間にお尻呼吸法をマスターし、次のオリンピック、この時にはね(笑)」

水着にも焦点を

また、水着もお尻から呼吸できやすい素材を採用して新たに開発するのはどうかと提案。

つボイ「メッシュのこういうような。お尻の穴の部分だけ」

さらにお尻呼吸法をマスターした暁には、食べ物に気をつけるべきだと注意喚起も忘れません。
お尻から吐いた空気はおならのように匂うかも。後ろで泳いでいる人にとっては進路妨害になる可能性があります。

イグ・ノーベル賞ばりにユニークな妄想を続けるふたりでした。
(ランチョンマット先輩)
 

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