「東京駅に迎えに来て!」著名ボカロPを教養した女性パーソナリティ

「東京駅に迎えに来て!」著名ボカロPを教養した女性パーソナリティ

8月に福岡県福岡市でスタートした初音ミク『マジカルミライ2024』。8月30日から9月1日までは、幕張メッセ(千葉県千葉市)でTOKYO公演が開催されました。CBCラジオ『RADIO MIKU』のパーソナリティ・清水藍は初日の30日、名古屋からTOKYO会場へ向かいましたが、台風10号接近とも重なりアクシデントに巻き込まれたようです。9月8日の放送から。

名古屋から幕張メッセまで8時間

8月17日にFUKUOKA会場に足を運んだ清水、番組でオンエアすべく会場周辺の音声を録音するつもりが、行きの船旅と九州上陸の音源しか録れていませんでした。
TOKYO会場ではリベンジを誓っていましたが、最初の音源は…。

清水「8月30日13時半です。JR海浜幕張駅に到着しました!家を出たのが朝5時半、8時間かけてやってまいりました。まずはこれを飲みましょうかね」

前回開催地の福岡市ですら収録していないことを指摘され、今回は会場近くで収録した清水、駅で販売されていたコラボドリンク「GO&FUN RACING MIKU」の缶を開けました。

通常であれば、名古屋から東海道新幹線とJR京葉線を使い、3時間ほどで着く幕張メッセ。
しかし今回は台風10号や連日の豪雨の影響で、新幹線など公共交通機関が大幅に乱れ、8時間もかかりました。

当初清水は金曜に車で向かう予定でしたが、前日木曜夜に新幹線で東京入りに変更。
ところが運転見合わせのために仕切り直し、当日早朝にJR名古屋駅から中央本線「特急しなの」、さらに長野新幹線に乗車して東京を目指しました。
「特急しなの」は指定席車両まで超満員で、立ちっぱなしのまま長野へ向かいます。

ベテランボカロPに無茶ぶり発動

事前にあるボカロPに連絡していた清水。そのボカロPとは、3年前に番組が始まって以来、ゲストとして、初音ミクの調声などでお世話になっているベテランのたかぴぃさん。

3年前の番組イベントで、たかぴぃさんは豪雨の影響で東京から中央本線経由で名古屋入りしました。今回清水がとったコースは「逆たかぴぃルート」となります。

その清水は「京葉線は風に弱い」と知り、幕張まで辿り着けない可能性を考えました。

清水「『もし京葉線が止まったら、東京駅まで迎えに来てくれませんか?』ってお願いしたんです」

これには番組プロデューサーも「え?」と声をあげます。

清水「たかぴぃさんは車を持っていて、関東在住で翌日から幕張メッセのクリエイターズマーケットに出展される予定でした。せっかくなら、東京駅で車に乗せてもらってホテルなり、幕張メッセに連れて行ってもらおうかと」

著名ボカロPを手足のごとく使う清水に、「立派な強要でしょ?」と呆れるプロデューサー。

結局新幹線が運転見合わせになり上京は無理と悟ったのか、清水に「無事に幕張に着けることを祈っています」とメッセージを送ったたかぴぃさん、清水の魔の手から逃れました。

会場で交流できたクリエイター

無事に会場に着いた後、クリエイターズマーケットでたかぴぃさんに到着を報告し、近くにいたbuzzGさんやぽりふぉさんにも挨拶した清水。
向かい側のブースの宮守文学さん・ごーぶすさん・Sohbanaさんには名乗らず近づいたと言います。

清水「3人のリミックスの新譜下さいってお願いして、サインも書いてもらっている時に宮守文学さんから『どこかでお会いしたことありますよね?しゃべったことありますよね?』って言われたんです。

『CBCラジオの清水です。宮守文学さん・Sohbanaさん、インタビューありがとうございました。ごーぶすさん、いつも素敵な楽曲ありがとうございます』って言って気付いてもらいました」

現地入りが遅れ、今回クリエイターズマーケットでは4ブースしか回れなかった清水。

昨年は、たかぴぃさんのブースを素通りして突っ込まれ、名古屋在住で出演経験も多いMINO-Uさんには「なかなか来てくれなかった」と拗ねられた清水ですが、今年まだ行けていないのが、レギュラー出演者だったボカロP・ねじ式さんのブース。10月開催のOSAKA会場で足を運びたいと話します。

その後、30日夜公演と翌日31日の昼公演を楽しみ、1日夕方の生放送の仕事に間に合うよう名古屋へ戻った清水でした。
(葉月智世)
 

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