もうすぐ夏休み!トライしてみたいアイディアコンテスト
こどもにとっては待ち遠しい夏休みが近づいてきました。近年では自由研究の宿題を出さない学校も増えたと言われていますが、夏休みという長い休みは、研究や作品を作るのにうってつけの時期でもあります。7月10日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、夏休みにぴったりなアイディアコンテストについて、つボイノリオと小高直子アナウンサーが話題にします。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く夏休みに増えるアイデアコンテスト
この時期、主に高校生を対象に、SDGsにまつわるさまざまなコンテストの募集を見かける季節です。
例えば日本全国を各地域のブロックごとに分割して開催する「SDGs QUEST みらい甲子園」が行われます。
これは各エリアで、自治体、教育機関、地域メディア、企業、団体の産官民協働によりパートナーシップを形成して運営されるものです。
また新聞社が募集する各種アイデアコンテストなどの全国規模の大会もあれば、地域ごとに行われる小規模なものもあります。
小高「愛知県豊橋市の産業部商工業振興課が募集している『高校生ものづくりアイデアコンテスト』もあります」
これは、SDGsの実現を推進する作品やアイデアを募集しています。
ただ、地域を限定しているため応募できるのは愛知県内でも東三河に分類される地域の高校生だけ。
具体的には、豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・田原市・設楽町・東栄町・豊根村が該当します。
個人でもグループでも応募可能
『高校生ものづくりアイデアコンテスト』は、個人でも部活などのグループでも参加が可能。
実際の柵本を完成させて応募する「作品部門」と、アイデアや考えをまとめて応募する「アイデア部門」の2つがあります。
応募できる内容は、市場に出回っていないことが条件です。
つボイ「グループでも個人でも構わないというところが、様々なタイプの作品が集まりそうだし、作品も集まりそうな感じがしますね」
小高「これは2004年度からあった『高校生技術アイデア賞』から続いているものだそうですよ。結構歴史が長いですね」
一次審査は書類選考、二次審査に進むとプレゼンテーションをすることになります。
実際に地元企業の人たちの前で、自分たちの考えたアイデアを披露するという本格的な内容となっています。
大人に評価されるチャンス
二次審査の後、各賞が決まりますがつボイが注目したのは、やはり地元企業の前でプレゼンをするという点でした。
つボイ「この募集している地域、東三河は昔からものづくりが盛んな地域ですからね。地元企業の皆さんに見てもらえるというのはいい機会になりますね」
小高「高校生のアイデアって、案外侮れないんですよ。社会人もアッと驚くようなアイデアって、別にSDGsに限らず結構ありますもんね」
企業人であるプロからどう評価されるのかという点については、高校生にとっても興味があるところではないかと推測していました。
締め切りは9月13日ということで、夏休み明けに仕上げも可能です。
この他各地で似たようなコンテストが多く、ジャンルを変えればもっと幅広いアイデアを求めるものも少なくありません。自分の住んでいる地域についても検索して調べてみましょう。
(葉月智世)