なぜこんな所に…路線バスの終点から奥へ山あいをひたすら歩く旅 『絶品マフィン』で評判の隠れ家カフェがあった
1日午後に放送されたCBCテレビ『ちょい足し』で、路線バスの終点から、さらに奥へと進んだ場所を旅していたピン芸人のもう中学生さん。
本当に何もない可能性すらあるこの“ちょい足し旅”で、「マフィンがおいしすぎる」と評判の、知る人ぞ知るカフェにたどり着きました。
番組では三重県松阪市にある路線バスの終点「柚原」の先から道が分かれる扇形のエリアを、もう中学生さんがひたすら歩いて探索。1日目は半日かけ、何とか民泊レストランを発見しました。
翌日、雨の中傘をさしながら、奥へと進むもう中学生さん。前日の疲労に加えて降りしきる雨に体力を奪われた様子…。あの元気で軽妙な語り口のトークは鳴りを潜め、心配するスタッフにも「はい…大丈夫です…」と言葉少な。結局、その後数十分間は何も発見できませんでした。
しかし、道中で偶然出会ったお医者さんから「四股を踏むといい」と教わって腰の痛みを和らげ、昭和57年創業の老舗喫茶店でコーヒーをご馳走になるなどして、次第に元気に…。
3年程前から地元の人が楽しんで作っているという、約30体以上の“かかし”が広場に並んだ「かかし村」に案内されると、そのうちの1体に自身の「誰でもウナギになれる帽子」をプレゼント。バイタリティある地元の皆さんとの触れ合いを通して、いつものテンションを取り戻したようでした。
そして、聞き込みをもとに、さらに歩き続けてたどり着いたのが「隠れ家カフェ」と呼ぶのがふさわしい、とても小さな看板を掲げた『素朴舎』。
突然の訪問にもかかわらず、店員の女性は明るい笑顔でこころよく取材に応じて下さいました。
長い長い旅路の果て、ついに発見したカフェ『素朴舎』は、テレビ初登場とのこと。もともと同じ三重県の鈴鹿市で行列ができる人気店を営んでいた店長が、1年半前に古民家をリノベーションして移転したのだそう。
マフィンがとにかくおいしすぎると評判で、この日も車で1時間以上かけてきたという女性客がいたほどです。
店頭には木の実、オランジェ、ブドウ、金柑ショコラ、蜜柑、木苺、カフェモカ、無花果などなど、色とりどりの様々なマフィンたちが、所狭しと並べられていました。
その中から『メイプル生地のいちごのマフィン』をいただいたもう中学生さんは…。
もう中学生さん: 「サックサクだ!割っただけで、もういい香り!(食べて…)あ、あったかくておいしいです。しっとり柔らかで笑っちゃうおいしさですね(笑)」
と大満足。その様子を見ていた女性たちも思わず笑ってしまうほど、笑顔あふれるおいしさのマフィンなのでした。
今回、三重県松阪市にある路線バスの終点「柚原」から先へ、もう中学生さんが“ちょい足し旅”をしたら、テレビでまだ紹介されていない素敵な人と場所をたくさん発見することができました。
(5月1日(土)午後5時放送 CBCテレビ『ちょい足し』より)