履歴書にインスタのフォロワー数を書く欄も!!美容業界を目指すZ世代にパンサー向井が深掘り!
名古屋市中村区にある『中日美容専門学校』。今回、向井くんは、ヘアカットやカラーリングはもちろん、メイクやエステ、ネイルに着付けなど美容のことを幅広く学べる『美容科』におじゃましました。
向井くんを出迎えてくれたのは、美容科の中でもクリエィティブコースの学生です。「久しく、こういう子としゃべってない」と向井くんが言うくらい、頭からつま先までオシャレに決めていて、話も何だか噛み合わない様子。生徒からは「Z世代なんで」と言われてしまい、スタートからジェネレーションギャップを痛感します。
常に時代を先取りする美容業界。授業の内容も驚きの進化を遂げていて、美容の専門学校なのにインスタグラムの授業があるそうです。「今どきのサロンだと、履歴書にインスタのフォロワー数を書く欄がある」とのこと。さらに「就活の一部としてフォロワーを増やすために毎日投稿したり、投稿する時間もめっちゃ考えました」と、美容の技術以外に就職に役立つ技を伸ばすことにも余念がないよう。
また、先生によると、インスタグラムの授業には別の狙いがあるとか。
それは、「フォロワーを増やすというよりは、自分のファンを学生の間に付けておく」こと。働き始めると美容院によってはブランドイメージがあるため「SNSをやらないで」と言われる場合も。それに備え、専門学校生のうちにファンを増やして将来のお客さんに繋げるための大事な授業でもあるようです。
「なるほどね~」と授業や就活の変化を知った向井くん。続いては校内を案内してもらい、個性強めの生徒たちに出会います。
その一人、20歳には見えない存在感の彼は、写真の達人。おじゃましている美容科には美容師になる以外の授業も様々。彼は店の宣伝用写真を撮ることをメインにしたコースで勉強しています。既に数々の賞を受賞しているという腕前。
向井くんは自分を被写体に、このコーナーのツイッター用写真の撮影をお願いしました。撮影場所に選んだのは、校内にある普通の階段。日光が注ぐ中で撮った写真を見せてもらうと、向井くんは「めっちゃいいじゃん!」とテンションが上がります。「人って一番日光に当たっている時が肌がキレイに見える」と言う若きカメラマン。あふれんばかりの才能を目の当たりにした向井くんなのでした。
かわって、自作のスタイルブックの出来が凄いという女子生徒は、「図鑑みたいってよく言われる」とその作品を見せてくれました。
1人のモデルさんから異なる2つのイメージを作り出し、まとめたスタイルブック。
モデル選びや髪型はもちろん、ファッションや撮影など、本として仕上げるまでトータルプロデュースで作った力作です。
就職したい美容室があり、スタイルブックを作るのが条件というプレッシャーの中、思いを込めて手作りして、みごと就職が決まったそうです。
向井くんは「髪を切るというだけの仕事ではなく、新しい魅力を出すとか、ワクワクするような髪形を提供するとか、そういう仕事なんだなということを改めて感じさせられましたね」と、中日美容専門学校の訪問を締めたのでした。
(CBCテレビ“チャント!”内『いざ、学校に向井ます』。
パンサーの向井慧が東海地方の学校を訪ね、生徒や先生を紹介)