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土嚢だらけの農道に一瞬だけ現れる、謎の“2車線道路” 茨城にある奇妙な道とは

土嚢だらけの農道に一瞬だけ現れる、謎の“2車線道路” 茨城にある奇妙な道とは
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道をご紹介。今回は、茨城県にある奇妙な道“奇道(きどう)”を巡りました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)

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【動画】土嚢だらけの農道に一瞬だけ現れる、謎の“2車線道路”は【5分26秒~】

通常の5倍ある!?広すぎる2車線道路

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

つくば市さくらの森地区を走る県道201号から横の道に入ると、突き当りに突如だだっ広い道が出現します。

地図の縮尺で確認すると、この2車線の幅員は約15m。幅員が約3mの一般的な2車線道路と比べると5倍も広く、「これほど1車線の幅が広いのは珍しい。日本一幅が広いと思われる2車線道路」と道マニアは言います。

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

もともとは4車線道路として造られた道ですが、歩道の分も含めた広い2車線は末端部分にしかなく、そこで突然道が途切れてしまいます。

県道201号から侵入した車に道が途切れることを知らせるため、あえて広い道にしてドライバーに違和感を持たせ、「この先に何かあるのでは?」と注意を促すためではないかと道マニアは予想します。

交差点の先は道がない!?短すぎる道

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

つくば市の市街地には、少し変わった道があります。住宅が並ぶ県道123号を走り、信号のある交差点を直進すると、わずか車1、2台分の距離ですぐ行き止まりに!交差点の手前にはまっすぐ進めるという道路表示があるのに、渡った途端に道が途切れてしまいます。

土浦市の土木事務所に確認すると、昭和38年の開発事業ではこの先に道を造る計画が検討されていたそう。しかし実現せず、現在に至るとのことでした。

土嚢だらけの農道に一瞬だけ現れる2車線道路

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

常磐自動車道「千代田石岡IC」からほど近くにある国道6号と県道221号の間には、今しか見られない変わった様子の道があります。

田んぼの中を走る1車線の農道の両脇には、高く積まれた土嚢(どのう)がずらり。そのまま走り続けると、突然きれいに舗装された2車線の道路に変わります。しかしその2車線も一瞬で終わり、再び土嚢が積まれた1車線の細い道に戻ってしまいます。

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

今まさに新しい道路を造っている最中で、地盤の緩い土を締め固めるために土嚢が積まれているのだとか。

きれいに舗装された短い部分はもともと地盤が固かったため、先に工事が進められたそう。土嚢が積まれた1車線の道も、いずれ工事が進んで2車線のきれいな道へと生まれ変わります。

8月1日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より

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