住宅街の“謎のロータリー”を調査!住宅で遮られた道が造られた謎を解明
全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道を紹介。今回は神奈川県にある、視聴者から番組に寄せられた“調査してほしい道”の解明に挑みました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)
何の目的で設置された…?住宅街に存在する“謎のロータリー”

神奈川県秦野市(はだのし)の秦野駅からほど近い住宅街に、“謎のロータリー”が存在。地図で確認すると、そのロータリーの先には少しだけ道が造られ、さらにその先は住宅で遮られています。
道マニア曰く、ロータリーが珍しいのはもちろん、歩道を含めた広い道が突然、住宅で遮られるように斜めに途切れているのは稀で、他では見たことがない形状をしているとのこと。
ロータリーの手前には「この先行き止まり 転回可」の看板が設置されており、ロータリーの先には短い道が。住宅が遮るような形で道は斜めに途切れ、マンションの駐車場の入口と繋がっています。
市道「都市計画道路尾尻諏訪原線」と関係がある“謎のロータリー”の正体

周辺の住民によると、秦野駅の南に位置し、東西に伸びるその道は「都市計画道路尾尻諏訪原線(おじりすわはらせん)」という市道で、将来的にはずっと西側まで延伸させる計画があるそう。
尾尻諏訪原線の都市計画が決定したのは1965年。当時は畑しかなかった場所に、幅員16mの道路を造る計画が立てられました。
区画整理の関係で用地が確保できていたエリアが、現在ロータリーがある場所までだったため、まずはそこまで道路を造ることに。
しかし、西側の工事の時期が決まらなかったことと、迷い込む車への懸念から、警察と市が協議して2007年、工事の見通しが立つまで一時的にロータリーを建設したとのこと。

ロータリーの先に短い道がある理由は、確保した用地の境界ギリギリまで整備したからだそう。
エリア外の土地は十分な用地を確保できるまで工事の時期も決められないため、それまでは地主が自由に土地を使える状況で、道を遮るようにあるロータリー先の住宅は、数年前に複数建てられました。

スピードを出して入ってくる車の対策として、あえて車道を狭くして歩道を広くしているそうですが、ロータリーより西側に道路ができれば、この場所の道も2車線道路になるそうです。
CBCテレビ「道との遭遇」2026年1月20日(火)午後11時56分放送より





