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まるで芸術作品!側道から間近に見る鉄骨アーチ橋が迫力満点!高速道路の脇を走る“高側道”の旅

まるで芸術作品!側道から間近に見る鉄骨アーチ橋が迫力満点!高速道路の脇を走る“高側道”の旅

ミキの昴生と亜生の2人がMCを務めるバラエティ番組『道との遭遇』。全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しんでいきます。今回は高速道路と側道を愛してやまない道マニア歴16年の橋本貴志さんと、岩手県にある高速道路の脇を走る側道“高側道”を巡ります。

ICと大船渡湾を一望!絶景が見られる側道へ

大船渡碁石海岸ICの側道
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

橋本さんと一緒に旅をするのは、温浴施設の熱波師・井上心太さん。最初に訪れたのは、岩手県大船渡市。

(道マニア・橋本貴志さん)
「岩手県の三陸側にある高側道を巡りたい。高側道は走っても楽しい、見ても楽しい」

2人は海岸線を走る国道45号で「大船渡碁石海岸IC」の側道へ向かいます。

宮城県仙台市と青森県八戸市を結ぶ高速道路「三陸道(三陸沿岸道路)」は、「八戸・久慈自動車道」「三陸北縦貫(じゅうかん)道路」「三陸縦貫自動車道」3路線の総称で、全長は約359km。東北地方に甚大な被害をもたらした東日本大震災の復興道路として整備され、2021年12月に全線が開通しました。

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

(井上心太さん)
「道路の音も感じ取れて最高」

大船渡碁石海岸ICの側道からは、三陸道とICの全景、その先に広がる美しい大船渡湾を一望できます。

高速道路の真横を走る、釜石市の側道

釜石ジャンクションの側道
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

続いては、大船渡碁石海岸ICから三陸道を北上して釜石市へ。

(道マニア・橋本貴志さん)
「釜石ジャンクションに行ってみたい。以前行った時は工事中で側道に入れなかったから今回初めて」

釜石JCTの脇には高速道路と並走する側道があり、間近で迫力ある高速道路やランプが楽しめます。

ランプ橋
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

(道マニア・橋本貴志さん)
「ランプ橋は見るところを変えると面白い。よく見るとカーブ部分の橋脚の下が斜めになっている」

車が遠心力で飛び出してしまわないよう、カーブの外側を内側よりもやや高くして高低差を設けています。この高低差“カント”を側道からはっきりと確認できます。

芸術作品のような橋のアーチが間近に!

思案坂大橋
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

最後は三陸道をさらに北上し、橋本さんとっておきの高側道がある田野畑村へ向かいます。「鵜の巣断崖IC」から一般道に降り、国道45号にある「槙木沢橋」にさしかかると、隣に真っ白な「思案坂大橋」が出現!

「槙木沢橋」の真横には、まるで芸術作品のような「思案坂大橋」の巨大な鉄骨、真下には谷底が広がり、大迫力の大パノラマが楽しめます。

(道マニア・橋本貴志さん)
「思案坂大橋の魅力は、深い谷にかかる巨大なアーチ。なおかつ、三陸道と国道45号が並んでいるところがいい」

橋のある田野畑村は、東に三陸の海、西は険しい山に囲まれ、かつては“陸の孤島”と呼ばれていました。1965年に完成した「槙木沢橋」は交通の便を向上させましたが、幅員6mと狭く、大型車両のすれ違いも困難。そこで2006年、道幅の広い「思案坂大橋」が並行する形で造られたそう。

歩行者用押しボタン
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

槙木沢橋の手前には、歩行者用押しボタンが設置されており、徒歩で横断できます。ボタンを押すと、回転灯が点灯。電光板に「歩行者有」「走行注意」のメッセージが表示され、歩行者が橋にいることを知らせます。

バイクで走るのが好きという井上さんも、「道を一括りにしていましたが、いろんな道や橋があって、それらがあるから自分たちが生活できていることを橋本さんから教えてもらいました」と感心するのでした。

5月9日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より

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