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さらば東ブクロも思わず「幻想的や…」 房総半島も奥深くに点在する隧道とは

さらば東ブクロも思わず「幻想的や…」 房総半島も奥深くに点在する隧道とは

ミキの昴生と亜生の2人がMCを務める『道との遭遇』。全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しんでいきます。

【・・・】地層が見える隧道が幻想的!房総半島の隧道10か所を巡る旅【道との遭遇】

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

今回は800か所以上の道を巡ってきた道マニア歴17年の石井あつこさんと、房総半島にある“隧道”を巡ります。

隧道パラダイス!まるで全部盛りのラーメンのような場所

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

今回は特別企画「石井あつこの冬休みスペシャル」第2弾!こよなく愛する廃道と同じくらい愛していると石井さんが言う“隧道”を、お笑い芸人・さらば青春の光の東ブクロさんと一緒に巡ります。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

2人が訪れたのは、房総半島の千葉県茂原市。この辺りは数多くの隧道が密集しいて、石井さんにとって隧道パラダイスなのだそう。最初に現れたのは、大正12年竣工の「戸田谷(へたやつ)隧道」。いびつな形が特徴で、現在も使われているそう。坂になるところ隧道の床を掘り下げて平坦にした結果、背の高い形状になったのではないかとのこと。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

続いて現れた2つ目の隧道は、1900年に造られた「細田隧道」。中は緩やかなカーブになっています。隧道の手前には使われていない旧道があり、そこには荒れた切通しの道が。

(道マニア・石井あつこさん)
「ここ最高じゃないですか。右側に隧道、上に切通しの旧道。そして集落を守る氏神様がある。ラーメンで言うなら全部盛り」

千葉の隧道造りには旧道の下を掘るという法則が多いそう。隧道と旧道、さらには氏神様が一か所に集まっているこの場所に、石井さんは興奮がおさまりません。

10か所も!怒涛の隧道巡り

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

2人は荒れた道をひたすら歩き、竹やぶの中へ。躊躇なく進み続ける石井さんとは違い、怖気付く東さん。塞がれるように生い茂った竹やぶの中に平場があるのを見つけ、隧道の存在を確信して進みます。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

そして現れたのは、3つ目の隧道「坊谷(ぼうやつ)隧道」。昭和39年に竣工された比較的新しいもので、現在は別の農道ができたためあまり使われなくなったそう。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

続いて4つ目の隧道「後呂(うしろ)隧道」へ。明治末期から大正初期に造られたそうですが、車輪の跡があるため今も使われているようです。出口はいびつな形になっていて、よく見ると天井には重機で削った跡が。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

現代の人が隧道を改良したのが分かります。さらに5つ目の「猪喰(ししくい)隧道」、6つ目の「花立(はなたて)隧道」、7つ目の「狸谷(むじなやつ)隧道」との出合いがあり、普通の人が見ると一緒のような隧道でも石井さんにとっては全てが新鮮なのだとか。隧道の内部には当時のノミの跡が残っていたり、隧道を抜けた先には新興住宅地があったりと時代のギャップがたまらないようです。そして8つ目の「野本隧道」、9つ目の「木生坊(きしょうぼう)隧道」を見付けたところで、最後の隧道を目指して大多喜町(おおたきまち)へ向かいます。
日が暮れ始めて薄暗い中、ついに10か所目の「清水代隧道」に到着。縦長で狭い素掘りの隧道で、中は地層の断面がはっきりと見えます。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

2人は隧道を歩いて通ったあと、さらに車でも通ってみることに。車がギリギリ通れるほどの狭さとライトアップされた地層の美しさが相まって、「アトラクションみたい。幻想的や」と東ブクロさん。

途中で小さな穴を見つけては中に入ったり、「隧道にキスしたいと思ったことはあります」と告白したりする石井さんに、ミキの2人も爆笑する回となりました。

12月27日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より

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