マヂラブも景色に魅了! 高校が商標登録“高校生トラベル”とは? 愛知県豊田市『足助高校』観光ビジネスコース
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。
今回は、愛知県豊田市の山間部にある『愛知県立足助(あすけ)高校』です。
今年1月に“高校生トラベル”という商標を登録し、足助地域の観光ツアーを開催しているという『観光ビジネスコース』におじゃましました。
出迎えてくれた3年生の生徒に早速「高校生トラベルとは何か?」を尋ねると、「足助高校が旅行の企画・手配・観光案内を行う“小学校総合学習プロデュース”や“足助スタディツアー”をブランド化するために登録した商標です」と丁寧に答えてくれました。
27名の生徒が学ぶ『観光ビジネスコース』は、県内有数の観光地・足助を、高校生目線で盛り上げるために様々な企画に取り組んでいます。そんな中、1月からスタートしたのが、旅行をプロデュースする事業“高校生トラベル”で、実際に近々地元の小学生を案内するのだとか。足助で歴史学習をしてもらうことを目的とした、このオリジナルツアーのことを“小学校総合学習プロデュース”といい、実際に案内するコースの一部をマヂラブが一足お先に体験しました。
ツアーコンダクターの2年生の女子生徒二人が案内してくれたのは、紅葉の名所として知られる“香嵐渓(こうらんけい)”。今の時季は青々としたカエデが美しく、川沿いを歩いていくと、見えてきた赤い橋を指さして「あそこの橋が待月橋(たいげつきょう)という有名な橋です」と説明。さらに橋のたもとまで行くと、他の生徒が待ち構えていて、このツアーの目玉企画のクイズの出題を楽しみました。
実際の小学生のツアーはどうだったのか? 後日、カメラがおじゃますると、児童の皆さんは元気いっぱいに、チェックポイントごとにクイズを解いていくこのツアーを楽しんでいる様子。マヂラブも出題された待月橋のクイズは、「2007年に建て替えられた橋の完成月を当てる」というものですが、児童たちはいろいろ想像して、紅葉に間に合う「10月」と見事に正解したチームもいました。「すごい新鮮。家族で来ても風景を見るだけだったので、歴史に触れられるのはとてもいい」とチェックポイントのクイズは児童たちに好評で、ツアーは大成功のようでした。
地元の魅力を“観光”という視点で学ぶ生徒たち。将来の夢を聞いてみると、「CA(キャビンアテンダント)になること」といった日本語・英語・スペイン語が話せるトリリンガルの生徒や、動画でパン作りを調べて作ったところ好評だったことをきっかけに、地元で「自分でパン屋を開くこと」と目標を見つけた生徒もいました。
マヂラブの二人は、美しい景色を案内されて「心が洗われた」と締めた今回の訪問でした。