マヂラブ、ノーサイドの精神をちょっとかじる! 11年連続、全国大会出場を目指す三重県屈指の『ラグビー部』
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。
今回は、三重県四日市市にある『三重県立朝明(あさけ)高校』の『ラグビー部』です。部員から「10年連続、全国大会に出場しています。ラグビーの楽しさをたくさんの人に知ってほしい」といったメールが番組に届き、マヂラブが向かいました。
今年、11年連続の全国大会出場を目指して、日々練習に励む部員たち。まずは、部員を2チームに分けた練習試合を、監督に解説してもらいながら見学しました。15人対15人で対決するラグビー。高校生の試合時間は、前後半合わせて60分間です。前方にボールを投げることは違反。ボールを持っている人にタックルするのはOKなど、肉体をぶつけ合う激しいスポーツです。ボールがキャプテンのもとへ行くと、パスをするかと思いきや、そのまま敵をかわして走り抜けトライ! 5点を獲得し、そのあとのキックを決めて2点。概ね、このように得点を重ねて、試合が進みます。
このラグビー部には、他のスポーツをやっていた部員が集まっているそうで、例えば相撲や柔道、陸上の経験をラグビーに活かしているとか。強さの秘密は他にも色々あり、まず、鍛えられた肉体がすごいこと。代表して、一番マッチョな部員が登場し、トレーニングマニアの野田が恒例の筋肉チェック!体をパンパンと叩き、「パーフェクトボディー!」と称賛します。
そして、練習の環境もバッチリ! 天然芝のグラウンドはもちろん、充実した器具が揃うトレーニングルームも完備。整った環境を求めて、東海3県以外からも入学した生徒もいます。1試合で6キロも走るというラグビー。その過酷さに耐えられるようスタミナをつけるため、倒れ込むくらいまでみっちりとした練習が続きます。「試合よりもキツイことを練習でやっておくと、試合の時に余裕ができる」と監督は語ります。
そして、マヂラブもラグビーを体験! まず、キャプテンが2本の柱のゴールポストに決める“プレースキック”の手本を見せてくれました。左斜めから35メートルある距離を蹴り飛ばして、みごとゴール。マヂラブの二人は、正面から15メートル先のゴールポストを狙う挑戦をします。村上は「これは楽勝でしょ!」と自信満々。しかし、実際はまともにボールを蹴ることすらできず、数メートル先に転がっただけ。野田も勢いをつけて挑戦したものの、りきみ過ぎて失敗に終わりました。
かわって、タックルも体験。野田が受けてみると、すごい威力に「ちゃんと、ふっとんだ!」とビックリ。今度はタックルをする側になって、全身に力を込め部員にぶつかるものの、ビクともしません。すると、監督が“ダブルタックル”という方法があることを教えてくれました。 1人が下半身、もう1人が上半身をほぼ同時にタックルし、2人で協力して、体の大きな相手を倒すという、2019年のワールドカップで日本代表の躍進に繋がった作戦です。マヂラブの二人は、力を合わせたタックルで屈強な部員をみごと倒し、「やった! 2人ならいける!」と嬉しそう。知恵やチームワークで戦うのが、ラグビーの楽しさでもあるのです。
今後の目標を聞くと、「全国大会でベスト16」とキャプテン。村上は、「11年連続、全国大会目指して頑張ってください」とエールを送ったのでした。