子どもは入場無料!? 200冊の本が並ぶ無料エリアも! 岐阜市の子ども支援施設「ツナグテ」の魅力とは?
まだまだ寒い日が続き、子どもとお出かけする場所に悩んでいる人も多いのでは?2023年4月、岐阜市にオープンした「柳ヶ瀬グラッスル35」の屋内施設「ツナグテ」は、子どもが入場料無料で一日中遊ぶことができます。今回は、入場規制がかかることもある大人気施設「ツナグテ」の魅力をご紹介します!
子どもは入場無料! 580坪の広さに遊具がいっぱいの「ツナグテ」
柳ヶ瀬グラッスル35の4階にある「ツナグテ」は、室内にも関わらず580坪という広さを持つ“子ども支援施設”。敷地の中には、0歳から小学生までの子どもたちが、遊びを通して学べる工夫が盛りだくさんです!子どもはもちろん、「ちょうどいい見渡せるくらいの広さなので、安心して遊ばせることができる」とママも大満足!週末には入場制限がかかるほどの人気です。
「きっずエリア」は、体を動かして遊ぶスペース。0~2歳の小さな子ども向けの「はいはいパーク」には、五感を刺激するおもちゃや遊具がそろっています。音が出るクッションの上を歩いたり、おもちゃのハンドルを動かして運転手さんになりきったり。口に入れてしまっても安心な木のおもちゃが多いのも、うれしいポイントです!
体を思いきり使って遊ぶ遊具も充実!壁をよじ登るクライミングと滑り台が一体化した「きんかざんクライミング」や、的当ても楽しめる「ながらがわボールプール」など、岐阜らしいネーミングです。陸上トラックのように床に引かれた線は、岐阜市の形をしているとのこと。
1番人気は、頭上約3メートルに広がる超巨大ネット遊具「ぎふじょうパノラマネット」。バランスを取りながら走ったり、飛び跳ねたり、トンネルをくぐったりと、ダイナミックに遊ぶことができます。ママたちの中には寝転がって、くつろいでしまう人も。
「そうぞうアトリエ」は、体ではなく手先を動かすスペース。無料で5つの工作を体験できます。子どもたちが作った「不思議ないきもの」や「アルミ箔のオブジェ」などは、施設のあちこちに飾られています。土日祝日のみの開催ですが、多い時だと約200人の子どもが参加するのだとか。
きっずエリアは、子どもは無料、付き添いの大人は500円。エリアへの出入り自由で、時間無制限で遊べます!
200冊の本の無料エリア! 一時保育や親子で楽しむ企画も
無料エリアの「ふれあいひろば」では、たくさんの絵本を楽しむことができます。市立図書館と連携して、年齢や季節に合わせた本が約200冊そろっています!絵本だけでなく、育児書なども。週末には紙芝居や読み聞かせイベントなども開催されています。
ほかにも、常駐の保育士が子育ての相談に乗ってくれる「そうだんしつ」や、一時保育の「あずかルーム」などもあります。あずかルームの料金は、平日で1時間700円、休日で1時間800円。予約が必要で1日3時間までです。
ツナグテでは、毎週水曜日に親子で楽しむ企画「てとてとプログラム」(10組限定)を開催しています。取材した日は「土で遊ぼう」がテーマ。子どももママも手を泥だらけにしながら、楽しんでいました。スタッフの岩野早苗さんは「てとてとプログラムは、大人も一緒に楽しむことを大事にしています。一番大事な、大好きな人が、楽しそうにしているところを、子どもたちは一番うれしく思います。この30分でそういう時間を作っていけたら」と話します。
限定10組の人気企画なので、予約はいつも争奪戦!予約開始は前日の午後3時からですが、早い時だと3分ほどで埋まってしまうのだとか!
さまざまな体験ができる「ツナグテ」。子どもと一緒に遊びを通して、学んでみては?
CBCテレビ「チャント!」3月8日放送より