平日の早朝からラーメン店に行列!?今話題の「朝ラーメン」が東海地方でも楽しめる!
朝にラーメンを食べる「朝ラー」をご存知でしょうか。静岡県藤枝市で、早朝から働くお茶農家さんのためにラーメン店が営業時間を早めたのが始まりとされています。今全国的にも朝ラーがブームになりつつあり、朝ラーを提供するお店が増えているそう。そこで、東海エリアでも朝ラーを楽しめるお店をご紹介します!
6時開店!朝から行列ができる朝ラー
名古屋駅から徒歩約10分の場所にある「柳橋中央市場」の中に、2015年オープンした「中華そば 大河」。
営業が始まるのは、外がまだ真っ暗な朝6時!立ち食いがメインのこじんまりとしたお店ですが、開店前から朝ラーを求めるお客さんが待っているほど人気。平日の早朝にも関わらず行列ができる盛況ぶりです。
お店の一番人気は、大河の看板メニュー「ラーメン」。背脂が入ったコクのある醤油スープにストレートの細麺、トッピングにたっぷりのもやしやネギ、チャーシューが盛り付けられた1杯です。
名古屋旅行のスタートにこちらのお店で朝ラーを食べる人も増えているそうで、青森や沖縄など遠方から来るお客さんもいるのだとか。しかし、あまりの盛況ぶりで市場関係者が食べられないことも。
(お店の大将)
「市場には朝3時から働く人もいる。早朝から働いている市場の人に食べて欲しい」
お店を始めるきっかけにもなった大将の思いが強く、市場関係者には出前サービスも行っているそうです。
3年ぶりに復活!待望の朝ラー
名古屋市熱田区にある市場「大名古屋食品卸センター」の中に、2019年にオープンした「フジサワ中華そば 日比野店」。朝に加え、昼と夜も営業しています。
看板メニューは、約7割のお客さんが注文するという「中華そば(醤油)」。丼を埋めつくすように盛られたチャーシューに、市場で仕入れる新鮮なネギとタマネギをトッピング。甘みの強い醤油を使った醤油ベースのスープと、もちもちの自家製麺は相性抜群です。
あっさり食べられるとあって、オープン以来多くのお客さんで賑わっていましたが、コロナ禍の影響で市場のお客さんが減少したため、2023年1月まで朝の営業を中止していたそう。しかし、多くの常連さんからの後押しもあって3年ぶりに朝ラーが復活!
(お店の女将)
「朝ラーセットも考えたいと思っております。なにか朝しか食べられないもの。朝ラーを盛り上げていきたい!」
朝からしっかり食べてパワーをチャージ!寒い時季には体が温まる「朝ラー」がオススメです。みなさんも、朝ラーを味わってみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」2月14日放送より