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拝啓!LiSAッ子の皆様「マコトシヤカ」から始めるドラゴンズ入門!【前編】

拝啓!LiSAッ子の皆様「マコトシヤカ」から始めるドラゴンズ入門!【前編】
LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

 LiSAファンの皆様こんにちは。はじめまして、わたくしマコトシヤカで出会った純粋なドラゴンズファンです。皆様はもちろんご存じの『マコトシヤカ(CBC野球中継テーマ曲)』もぅ…!最っ高っっっですよね!もちろん全人類にとって最高なんですが、ドラゴンズファンにとってはさらにたまんなくって。まずはこの感謝の気持ちをお伝えします。

「マコトシヤカ」本当にありがとうございます!

さらに欲張りな私は、このたまんない感情を皆様にも伝えたいと思い文章にしたためました!知ってもらえたら「マコトシヤカ」がもっと好きになるはず。そして良ければ、ドラゴンズもちょっと好きになってもらえたら嬉しいです。そんな思いに少しお付き合いいただければ幸いです!

「マコトシヤカ」が最高な3つの理由

LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

 まず1つ目は、あのLiSAさんが愛知県のテレビ局「CBCテレビ」から「書き下ろしドラゴンズ応援楽曲」のオファーを快諾してくれたこと!聞くところによれば、”地元にゆかりのある女性アーティスト”で今最もアツいLiSAさんに、「勝利、希望、夢…」などのフレーズが入っていてドラゴンズを応援できて盛り上がる曲をCBCテレビが野球中継テーマ曲として直接依頼したそうです。大人気の鬼滅の刃オープニングテーマ「紅蓮華」で注目度が高まるなか、「地元愛で受けてくれたのか…」と思うとその心意気がエモくて最高!でした。

LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

 2つ目は、LiSAさんがマコトシヤカをきっかけに選手を覚えていったり。自費で購入したという、ドアラさんのかぶりものとユニフォーム着てインスタ投稿してくれたり。負けてる試合でも健気にドラゴンズの応援ツイートしてくれたり。めちゃくちゃ純粋に楽しんでくれてるファンじゃないですか!もう一度改めてありがとうございます!「We are the one!」をLiSAさん本人がファンになって体現してくれたことに感動しました。ファンとしても最強の助っ人です!

 3つ目は、シンプルにMVです。ファンの気持ちを盛り上げるような構成が胸熱なんです。LiSAさんのレコーディング・リハーサルと呼応して、ドラゴンズも開幕する前のキャンプ(練習合宿)で練習しているシーンから始まります。徐々にボルテージは上がっていき、LiSAさんのライブ開演と、試合の開始が噛み合ってワクワクするハイライトの応酬!!書いてたらまた見たくなってきました笑

そんなワクワクを少しでも伝えたい!ということで、ここからはドラゴンズファン目線で、初めてドラゴンズに触れる人にMVを解説していきます。気になるエピソード、MVで印象に残った選手を一人でも覚えてもらえたら嬉しいです!スポーツニュースやたまたまやってる試合中継で出てきたら「うおーっ!!」ってテンションあがります笑

知っていくとさらに深く楽しくなるこのMV、LiSAさんが歌うこの曲をめいっぱい楽しんでもらえると最高です!

「マコトシヤカ」MVのドラゴンズ要素解説!

LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

 0.5倍速で見たり2倍速で聞いたりとにかく舐めるように見まくってるMVなので、メインじゃなく奥に後ろ姿で映ってる選手まで解説したいところ。ですが、テンション上がりすぎて早口情報量ブチ込み解説になり何も伝えられない気がするので、”ここは見て欲しい!”というシーンを厳選して紹介します!

 まず曲に入る前から見どころ満載です!ギターリフに気を取られると気付かない。東海地方の人ならご存じ、秋の野球が終わる頃に至る場所で流れるファンのアンセム「燃えよドラゴンズ!」(燃えドラ)が速度を変えてアレンジされてかっこいいトラックに。2倍速にすると「いーぞ、がーんばれー、ドーラゴーンズー♪」が頭の中でにわかに聞こえるという愛のある演出!たまらない愛を感じながら見ていきましょう。

LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

(0:47ごろ)
「やる気着火でスタート 軽くエキスパート」のスパンっ!と投げ込む寸前の藤嶋健人(ふじしま けんと)選手は若手で実績もあるピッチャー。いつだってチームの雰囲気を盛り上げる圧倒的陽キャである。一年目の公開練習でビブラートをきかせた歌唱力の無駄遣いともいえるガチの「燃えドラ」を披露するなどサービス精神最高な男です。

LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

まだ若いながら、投手にとって大切な手が冷たくなって投げられなくなってしまう”血行障害”を患い、2回の手術を乗り越えて復帰した苦労人。それだけでもかっこいいけど、”血行障害”が発覚する前に行った課外授業で「心が折れても、腐らないで」と子ども達に伝えていたんです。それで子ども達が素直に受け止めたことを胸に、前を向いて乗り越えたというアツい男なんです。寮のお風呂では先輩の好きなプロレス入場曲と張り合って大好きなEXILEを熱唱して対抗しようとしたり勝負に対してもアツい一面も。音楽が大好きな藤嶋選手のBPM高めな投球もお見逃しなく!

LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

(0:56ごろ) 
この曲の1番のかわいいポイント「まるで夢見心地ですフワフワ!」でガッツリ汗を流してコントラストを演出しているのが木下拓哉(きのした たくや)選手!キャッチャーという過酷なポジションで頑張る姿がアツいです。しかしオフのイベント紹介文では「顔のデカさ 5LDKテラス付き」といじられる愛されキャラの一面も。女性来客者にユニフォームをプレゼントする”ガールズデイ”では女性ファンに向けて高らかに「I LOVE YOU!」と叫ぶ優男っぷりも披露。彼がマイクを持った時も要注目です。

LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

(1:13ごろ)
最初の「気合上々生きてやれ 一回切りだからさ」で軽快にヒットを放っているのが、ちょっと前まで高校生だった石川昂弥(いしかわ たかや)選手。日本代表で一番期待される4番打者として大活躍した経験もあるんです。そのおかげか1年目ながら緊張感がヤバい一軍の舞台で、ファンからも「何年プロやってきたんや?」と堂々とした態度で存在感を放ちます。もちろん実力も折り紙付きで、ボールが止まって見えるレベルの動体視力とホームランが打てるパワーも技術もあります。新人ながらも貫禄の雰囲気で打席に立ち初ヒットを打ったのがこの場面!ゆくゆくはドラゴンズでも4番でホームランをドカドカ打って活躍して、プロ野球界を代表するような風格をまとっていきそうな成長が楽しみな選手です!

LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

(1:20ごろ)
「自由なまんま 高みを目指そうぜ」で練習に打ち込む横顔がキリッ!と勇ましい根尾昂(ねお あきら)選手!二刀流というフレーズを聞いたことがあると思う。それはプロ野球では”ピッチャー”と”バッター”をどちらもやることを言う。しかし根尾選手は中学時代になんと”野球”と”スキー”の二刀流に挑戦していたのだ。すごいのは野球の方でも注目を集めながら、『全国中学校スキー大会で優勝して野球に専念する!』と決意してみごとに全国中学校大会で優勝する有言実行ぶり。すごいのはそれだけじゃなくて、高校生時代から医師である御両親から月に20冊送られてきたという多彩なジャンルの本を読んでいるんですよ。

LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

そんな根尾選手は、主に若手選手たちが一軍に上がるために試合をするファーム(二軍)の試合で力をつけています。ファームの応援は、好きなアーティストがインディーズからメジャーデビューに至るまで応援することにちかい嬉しさが!石川昂弥選手とともに将来のドラゴンズで大活躍することを全国のファンに期待されてます!ちなみに根尾選手の入場曲は「モス/サカナクション」で、ドラゴンズファンであるサカナクションの山口一郎さんが「ララ ララ ララ ララララ」を「ネオ ネオ ネオ アキラ」と置き換えてやってほしいと語っていた曲を採用した模様。これに対し山口一郎さん本人は「ぎゃーーー!!!遂にキター!!!!!!#根尾昂サカナクション」とタグまでつけて喜んでいました!気持ちが上がる曲なので、球場でぜひ!

LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

(1:41ごろ)
間奏部分の燃えドラとともに、静かに闘志を燃やしボールを投げ込む梅津晃大(うめつ こうだい)選手。原宿でモデルのスカウトを受けたことがあるという187cmの長身を活かして力強い直球がウリのピッチャー。MVではスカウトされるほどのスタイルもさることながら、イケメンコンテスト上位の優しく爽やかな顔立ちも堪能していただきたい。バレンタインもチーム一のチョコ獲得数を誇るだけありますよ。女性だけでなく男性の方も!梅津選手、誕生日に3人の先輩選手から高級な時計、スーツ、財布をプレゼントされる、愛溢れるかわいがられっぷり。男女問わず人を惹きつける魅力があるんですよ。試合を見るとグラウンドではあえてキレ気味で感情を高めているらしいので、ベンチでの爽やかさとのギャップも堪能できます笑

LiSA「マコトシヤカ」©ソニー・ミュージックレーベルズ ©中日ドラゴンズ

(2:06ごろ)
最高に盛り上がる「フルスイングで迎え撃とう!」でバチバチにきまる豪快な一振りが気持ち良いダヤン・ビシエド選手!LiSAさんも一押しのこのシーン。「(迎えうーー)とう!」のところで、パーンッ!と打った姿を見ると「ビッシー!」とで叫んじゃうらしい!思わず声が出ちゃうくらいフルスイングが魅力の選手。ホームランを打つと、カメラに向かって可愛い笑顔で指をさすポーズをしてくれます。テレビの前で応援してくれるファンのために、「応援してくれたおかげでホームランを打ちましたよ!」という気持ちを込めてしているというファンサービスが最高なイケメンなのです。野球に対しての真摯な姿勢はチームメイトも絶賛するほど。真摯な姿勢の背景には、ビッシーが19歳のとき国外で野球をするためにいかだに乗ってキューバからアメリカに亡命したという決意があったのです。大きな覚悟を持ちながら、優しく楽しくプレーをしているビッシーは仲間からも、ファンからも愛される存在です!

意外に見えるかもですが、歳はLiSAさんの1学年下。日本に来て5年目だがすっかり日本文化に馴染んでるビッシー。休みの日は息子さんの草野球の応援に行ったり。この夏は紋付袴に刀を持った和装で家族全員で記念写真。息子さんにねだられて飼い始めた愛犬は、「フジくん」という黒いオスの柴犬。名前は家族が大好きな富士山からとったという。もはや広報大使を任せられてもいいレベルの日本フリーク、ドラゴンズで活躍してずっと日本にいてほしい!そんな選手です。

(後編に続きます)
澤村桃

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