竜党に吉報!! CBCテレビが“凶運”若狭アナに代えて、“千年に一人の美少女”にも勝る柳沢アナ投入を決断。幸運の女神が「大阪桐蔭・根尾選手の交渉権はドラゴンズが獲得」のイッポウを届ける!?
【あるドラライターの参考書的サンドラ活用法】
CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送)をみたコラム
ドラゴンズファンのみなさん、吉報です!
多くのドラゴンズファンに不安の日々を過ごさせてきた忌々しき事案が、この度解決に至りました!
サンデードラゴンズで司会を務める若狭敬一アナウンサーの“強(凶)運”について、すでにご存知の方も多いことでしょう。ドラフト当日、若狭アナが取材で向かった先にドラゴンズのドラフト1位指名選手は存在しない(抽選外し、もしくは別の選手を指名)というジンクスが5年にわたって続いている案件。ドラゴンズが1位指名を公言している大阪桐蔭高・根尾昂内野手のもとへ25日のドラフト当日にCBCテレビを代表して取材に向かうのは若狭アナではなく、共に番組の司会を務める“千年に一人の美少女”に負けず劣らずの“サンドラの華”こと柳沢彩美アナウンサーに決定したのです!
今週放送された番組の最後、若狭アナが「私は大阪桐蔭へ行きます」と言い切ろうとしたその瞬間、柳沢アナはそれを打ち消すように「私が、行きます!!」とキッパリ断言。滝行で身を清め、「僕のせいじゃない」と必死のアピールを見せている若狭アナの気持ちは分かりますが、今回ばかりは致し方ありません。根尾選手は投手と遊撃手という“二刀流”を飛び越え、外野手としての魅力も兼ね備える“三刀流”のスーパースター候補。小学生の時に球団の選抜チーム「ドラゴンズジュニア」の一員にも加わっていた岐阜県飛騨市出身の地元が生んだ金の卵は絶対に手放すわけにはいかないのです。
柳沢アナはCBCテレビの毎週月曜から金曜の夕方4時50分から放送されている報道番組『イッポウ』でフィールドキャスターも担当しています。25日の同番組はドラフト会議の特番のため、直後の5時50分から放送開始。番組冒頭で中継をつなぐのは、もちろん大阪桐蔭高校。そうです! この日を境にサンドラが誇る“幸運の女神”となる柳沢アナが「根尾選手との交渉権はドラゴンズが獲得しました!」と東海地方を喜びに包む“イッポウ”を届けてくれることでしょう。
そして、根尾選手との交渉権を引き当ていただくのは、23年ぶりに名古屋に帰ってきた竜の元剛腕守護神・与田剛新監督。「(根尾選手の当たりくじを引くのが)私の初仕事であるならば、一生懸命手を洗って、消毒をして(体を清めて)、願掛けをして臨みたいなと思っています」と根尾獲りへ意気込みを語った15日の就任会見では、恩師と崇める星野仙一元監督を彷ふつとさせる魅力的な言葉が散りばめられていました。
「与田新監督は“闘将”になる」―。現役時代を知るひちょりさんがズバリ予言
「選手が最優先」と星野元監督から伝えられてきた教えを胸に秘める与田新監督は、まさしく“星野イズム”を継承する人物ではないでしょうか。
「選手の満足度(喜び)を、自分の満足度(喜び)に」
「使ってくれと(言ってほしい)。どんどん自分をアピールして(俺に)向かってきてほしい」
これらの言葉から喜怒哀楽をめいっぱい表して選手と接していた星野元監督の匂いをどことなく感じるのです。筆者は解説者をされていた頃の与田新監督に1度取材をさせていただいた際に抱いた印象は「物腰の柔らかい温厚で誠実な人柄」。星野元監督とは異なるタイプのように思えたのですが、帝京高校からファイターズに入団した1年目に現役選手として共に過ごしたことのあるスタジオ解説の森本稀哲さんは「監督になることで変わる」と興味深いお話をされていました。
「口調とか雰囲気もすごく穏やか。高卒ルーキーの僕なんかにもすごく声をかけていただけるようなすごく優しい方でした。ただ、口調は優しいんですが、時折見せる勝負師というか、熱いところがあったので、僕は闘将になっていくんじゃないのかなと。ピッチングコーチのときは我慢することも多かったと思うので、監督になられたことで(感情を)出していくと思います」
古き良きドラゴンズを知るオールドファンは“燃える男”が大好きです。あの頃を知らないイマドキのファンであれば、時に感情を表に出して選手を鼓舞する指揮官の姿に興奮をおぼえ、勝利に向かって一丸となるドラゴンズの戦いぶりを頼もしく感じることでしょう。
「驚かせるチーム! 『おぉ、すごいな!』と思ってもらえるような。個人の能力を高めて、それを組織(の力)として戦っていけるようにしていきたいと思います。優勝、それだけを目指して戦っていきます」
与田新監督率いる新生ドラゴンズに今から胸は高まるばかりです!
サンドラ大予想! 2位指名は将来性の浦和学院高・渡邉か、即戦力の名城大・栗林か!?
根尾選手のドラフト1位は確定ということで、サンドラ大予想の2位指名選手は浦和学院高・渡邉勇太朗投手と名城大・栗林良吏投手。
渡邉投手は「190センチという恵まれた体格の大型右腕」。タイガースOBの赤星憲広さんは「上背があるのでストレートに角度があると(打者は)感じるでしょう。伸びしろがある投手だと思います」と将来性を高く評価されていました。
一方の栗林投手は、最速153キロを誇る快速球に加えドラゴンズOBの山内壮馬コーチ直伝の鋭く落ちるフォークで三振の山を築く地元愛知の逸材。大学3年生の時にはノーヒットノーランを記録した実績は即戦力として期待です。
2位以下での獲得は難しそうですが、赤星さんが「僕が一番好きな選手。僕の彼女です」と惚れ込んでいたのは、華麗なグラブさばきと驚異的な守備範囲はすでにプロ級との呼び声も高い報徳学園高・小園海斗内野手。「立浪さんがプロ入りした当時と比べて、もしかすると小園選手のほうが上なんじゃないかなと思うぐらい」とべた褒めするほど。そこまで赤星さんが高評価を与えていらっしゃるのであれば、ぜひとも古巣であるタイガースさんにご進言を! 根尾選手はドラゴンズがいただきます!!
幽閉が決定した若狭アナ、ドラフト当日、大阪桐蔭へ向かう策はあります!
番組内で大々的にスタッフの方々から「若狭アナの大阪桐蔭行きは断固阻止する」という約束をいただいたのですが、やはりサンドラの顔であり我々ファンと同じくドラゴンズを愛する若狭アナのインタビューは視聴者としても拝見したいところであります。20日にCBCラジオで放送された『若狭敬一のスポ音』では「会いたい」のワードがこれでもかと散りばめられた8曲の選曲からも、若狭アナの想いが溢れていました。そこで僭越ではありますが、ひとつご提案させていただきます。
ドラフト当日の25日、若狭アナはJR名古屋駅の新幹線17番線ホームで待機してください。ドラゴンズが根尾選手との交渉権獲得が決定したと思われる「17:50」発のぞみ47号・博多行に乗車し、新大阪駅で下車。在来線を3回乗り換え、野崎駅(大阪府)からは徒歩21分で私立大阪桐蔭高校に「19:58」に到着します。スタッフさんのお手間でなければ野崎駅に自転車をスタンバイして頂けると若狭アナが大変助かります。根尾選手が極度の早寝早起きでなければ余裕で間に合います。この段取りで完ぺきです! 間違っても、与田監督が根尾選手のクジを引き当てる前に名古屋を出発するような暴挙は控えてください。絶対にです!!
これで“スーパーマン”こと、“竜の恋人”こと、“次期ミスタードラゴンズ”こと根尾選手のドラゴンズは決定です!!
ご清聴、誠にありがとうございました。
ドラゴンズライター高橋健二