中日・井上監督「これからが本当のバトル!」沖縄キャンプの"熱い25日間"が終了…これからチームに期待することとは?
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中日ドラゴンズの沖縄キャンプは25日、すべての日程を終えて打ち上げた。井上一樹監督が「ポジティブ・バトル」と掲げ、選手に競争意識を促した今キャンプ。大きな故障もなく一軍、二軍とも練習は熱気を帯びた。
「ポジティブ・バトル」でチーム改革
監督として初のキャンプに臨んだ井上監督は「ポジティブ・バトルキャンプ」と銘打うち、朝の声出しスピーチや
選手による即席サイン会、監督自らがノックをして選手たちを鍛える特訓「Dirty Hustle 99(ダーティー・ハッスル・ナインティナイン)」を取り入れるなど、随所で自らのカラーを出した。キャンプを終えた井上監督は「これからのオープン戦が本当の彼らにとってのバトルになる」と手綱を締め、「(オープン戦で)僕が必要でしょう、そのパーツに立候補します、というようなアピールをどんどん出して欲しいい。それでベンチやスタメンを決める」と今後のさらなるアピール合戦に期待を寄せた。
若手の奮闘に期待
井上監督は特に目立った選手として、辻本倫太郎選手、濱将乃介選手、樋口正修選手の若手3選手の名前を挙げ、福永裕基選手、岡林勇希選手、石川昂弥選手らを脅かす存在としてレギュラー争いの激化を期待した。
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ルーキー金丸、順調な仕上がり
一方、注目のドラフト1位ルーキー・金丸夢斗投手は、二軍のキャンプ地・読谷で大きな故障もなく初のキャンプを終えた。「ケガをせずに最後まで順調にこれてほっとした。腰の状態もあったが順調に投げられるようになり、最終的に70球投げられて良かった」とコメント。今後については「新人王を目指し一軍で少しでも早く投げられるように準備をする。一軍に上がったらそこで投げ続けられるように今のうちに体力面や精神面を鍛えてシーズンに入りたい」と語った。開幕までおよそ1か月、チーム内の本当の戦いが始まる。
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