メニューの種類は200以上!?全て500円の「やりすぎモーニング」に驚愕!東海3県の驚きモーニングも
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』。今回は「お値打ちモーニング」を大特集!後編では、東海3県の驚きのモーニングの数々を紹介します!
品揃えは青果店レベル! 採算度外視の「フルーツまるごとモーニング」
岐阜モーニングは、岐阜市以外も、激安&やりすぎサービスのメニューがしのぎを削っています。
各務原市の喫茶店「果実香(かみか)」は「フルーツまるごとモーニング」が人気。50席ある店内の一角では、ぶどう、スイカ、デコポンなど、季節のフルーツを15種類以上揃えて販売しています。その品揃えは青果店レベル!
モーニングは、たまごトースト、季節のフルーツが4つ、コーヒーゼリーが1つ。さらに、国産高級メロンを豪快に使った「生メロンまるごとジュース」!半分に割ったメロンの器に、ジュースと果肉がたっぷり!メロンの果肉をつぶして作る本当の果汁100%ジュースです。
メロン半玉を使ったジュースが付いたモーニングは、お値段700円!1つ2500円ほどの高級メロンなので、材料費だけでも約1300円。採算度外視のメロンジュースです!
グレープフルーツジュースも、モーニングが付いて、お値段700円。メロンジュースと同じようにグレープフルーツの実をくりぬき、そこに2個分の果汁100%のジュースを注ぎます。
店主の堀俊朗さんによると、まるごとメロンジュースは30年前のオープン当初からある人気メニュー。果物が値上がりしても、価格は変えていません。
メニューの数は日本一!? ボリューム満点の「やりすぎモーニング」とは
大垣市の「カフェ待夢(たいむ)」はモーニングの種類の多さが魅力。毎日違うメニューが楽しめます。40席以上ある店内は、午前7時には満席に!お客さんのお目当ては、コーヒー代のみ500円のモーニング。あるお客さんは、サラダ、あんかけスパを付けて注文。他のお客さんは、天津飯とミニラーメンが付いたモーニング!どれも、ドリンク代のみ500円です!
厨房からは、うどん、カレーライス、台湾まぜそばと、和洋中の料理が次々に出てきます。トースト系は53種類で、ストロベリートーストだけでも4種類!ハンバーガー系は19種類、クレープやパンケーキなどのおやつ系は37種類。カレーは8種類で、量も選べます。ご飯が通常の3倍以上の「ウルトラ大盛り」はサラダも付いて、ドリンク代プラス200円の700円です!お茶漬けや和食系、うどん・そばは、合わせて31種類。季節限定のメニューなども提供します!
日替わりメニューは、パエリア、和風ビーフステーキ丼などなど15種類以上!さらに、ノルウェー産の極上生サーモンの刺身丼やいくら丼まで。メニューの種類は200以上にのぼり、どれを選んでもコーヒー代だけの500円!コーヒーチケットを買うとさらに安い470円です。
モーニングは、オープンの午前6時から午後5時まで1日注文可能。これだけ種類があるのに、調理はマスターの古田恵一さんが一人で担当!平日の朝8時まではアルバイトがいないため、オープンから2時間、どんなに忙しくてもワンオペとのこと。調理に加え、注文をとったり、配膳したり、会計をしたりと、1人4役をこなしています。
古田さんによると、31歳でオープンした当初はバタートースト、フレンチトーストの2種類のモーニングしかなかったそうです。2か月たっても来店客は1日数人で、家賃や人件費も払えない状態に。変わるきっかけは、お客さんに聞いて訪ねた岐阜県安八町の喫茶店「オレンジガーデン」。豊富な種類のモーニングに驚き、自分の店でもメニューを増やしていったのだとか。
メニューの数が200を超えても、常に新しいメニューの研究には余念がありません。古田さんを突き動かしているのは「モーニング数日本一の喫茶店にしたい」という夢。取材時には新メニュー「ジャンバラヤ」が加わりました。
笠松町の喫茶店「CAFEじゃりんこ」は、古田さんがライバル視している人気店。営業時間はお昼の12時までと、モーニングに特化しています。人気の「超巨大ドリンクモーニング」は、なんと800ml!サラダ、揚げ物、そば、パスタ、スープ、ホットサンドなど全13品が付いて490円です。500円の壁を死守することにこだわっているのだとか。
SNSで話題沸騰! ユニークなサービス「カフェオレ天井落とし」
愛知県からはSNS映えする「びっくりモーニング」を紹介!名古屋市中村区の「喫茶ツヅキ」は1946年創業。80年近くにわたり独自のモーニングを追求しています。
モーニングは、ドリンクに、オレンジやドラゴンフルーツなど7種類のフルーツ、サラダ、岐阜の高級ハム、たまごトースト。全10品が付いて710円です。
ツヅキの名物は、脚立に乗って高さ3mからカフェオレを注ぐ「秘技カフェオレ天井落とし」。このカフェオレにもモーニングを付けることができます。カフェオレ天井落としを目当てに、お客さんは全国から来店。海外からもSNSを見てやって来るのだとか。多い日には1日50杯以上出ることもあるそうです。
三重県からは個性的なモーニングを紹介。菰野町の「珈琲庭桜」の「蛤と桜エビ釜めしモーニング」は、三重の名物はまぐりを使った1518円の豪華な海の幸モーニング!
他に、あさりとたけのこが入った釜めしモーニングや、うなぎ釜めしモーニングも!セットのダシをかければ、魚介のうまみが凝縮されたお茶漬けになります。季節によって、牡蠣、ズワイガニなど、釜めしのメニューが変わるのだとか。
店主の田中宏章さんは、新鮮な魚介を食べてもらうため、毎週車で2時間以上かけて南伊勢町まで仕入れに行っています。この日は早朝4時に出発し、市場ではなく、海上釣り堀で魚釣り。9時間休みなく釣りをして、成果は鯛が14匹!翌日のメニュー「鯛釜めしモーニング」は、コーヒー、茶わん蒸し、味噌汁がセットで、お値段1298円でした。
鳥羽市の「あらしま朝市」は、朝から安くて新鮮な魚介を求めるお客さんで大にぎわい。客足も少し落ち着いた午前9時、朝市ならではの“モーニングサービス”がありました。お店の人、お客さん、誰でも関係なくコーヒーを無料サービス!さらに、どら焼きやおせんべいなどのお菓子も無料。これぞ0円モーニングです。番組スタッフは、余ったという牡蠣や採れたてのワカメもお土産に頂きました。
桑名市の「魔女のかまど」には、食べるだけで運気がアップすると噂の激安「開運モーニング」が!コーヒーに、サラダ、目玉焼き、パンなど6品が付いて、お値段500円。店主の位田尚美さんの本当の姿は占い師!位田さんによると、このパンには魔除けの効果があるのだとか。ヨーグルトは人間関係が良くなり、ジャムは恋愛運、サラダは健康運、目玉焼きは金運が上昇するメニューとのこと。そして、コーヒーは仕事運。このメニューを食べて、宝くじが当たった人もいたそうです!
CBCテレビ『デララバ』5月22日(水)放送