地名しりとり初の離島で大苦戦!“神々の島”と呼ばれる「壱岐島」へ 無事に宿泊先は見つかるのか!?
街行く人と地名のしりとりをして、言われた場所には絶対行くという超過酷旅に挑戦する『地名しりとり』。7ORDERの「ながつ」こと長妻怜央が、ゴールの愛知・岐阜・三重3県の制覇を目指します!
<直近の移動メモ>
…→立川市泉(東京都)→三鷹市下連雀(東京都)→国立市東(東京都)→島原市城内(長崎県)→壱岐〇○(長崎県)
地名しりとりのルールはシンプル。街行く人と地名のしりとりをして、出た場所には必ず行かなければなりません。そして、そこの住所を調べて再びしりとり!愛知・岐阜・三重の3県全ての地名が出たらゴールです!
3つの県を通過する大移動!?船上で壱岐在住の男性に“宿事情”を聞き込み!
前回、長崎県島原市城内でしりとりしたながつ。地名しりとり81日目にして、初めての離島「壱岐島」へ向かいます!
まず、島原駅から島原港へ。島原港から壱岐への直行便はないので、次に熊本港へ。熊本駅からは新幹線に乗って福岡県の博多駅へ移動します。博多港からは、壱岐へのフェリーが出ています。同じ長崎県にある島ですが、3つの県を通過する大移動です!
午後8時35分、ようやく壱岐島行きのフェリーに乗船!一安心ですが、壱岐に到着するのは午後10時50分頃。夜遅い時間に着くため、泊まれる宿があるのかが心配です。
ながつは、船の乗客に島の宿事情を聞いてみることにしました。話しかけたのは、壱岐在住の末永さん。あだ名は“キンちゃん”で、博多からの帰りとのこと。福岡のお祭り「博多祇園山笠」で使用した人形飾りを借り、壱岐の島で行われる山笠祭りに使うそうです。ながつが宿を予約していないと知り、一緒に宿を探してくれることになりました。
「神々の島」と呼ばれる壱岐島へ 宿泊先は見つかるのか?
壱岐島は人口約2万5000人。島内には150を超える神社があり、「神々の島」とも呼ばれています。
1軒目の宿は残念ながら満室。午後11時を過ぎ、次の宿を探します。途中、お祭りで使う山笠があり、翌日、中を見せてくれるとのこと。2軒目の宿は空室あり!何とか、泊まれる宿を確保しました。キンちゃんは、飲食店が開いていない時間だからと、宿の外にある冷凍中華料理の自動販売機も教えてくれました。
ながつは自動販売機で「壱岐島のソウルフード」と書かれた「唐子丼(からこどん)の具」を購入。腹ペコだったながつは「地名しりとりの上位に入るくらい!不安から解放されたから。しみる…」と神妙な面持ちで完食します。
「郷ノ浦祇園山笠」の人形飾りを見物!鮮魚店で旬の刺身を堪能
しりとり82日目。キンちゃんが事前に頼んでくれた吉田さんと一緒に、山笠を見に行きます。「郷ノ浦祇園山笠」は、約280年前に、疫病退散を願って山笠を神社に奉納したのが始まり。60~70人くらいで山笠を担ぎ、坂や階段も上がっていくお祭りなのだとか。
しりとりをした男性の思い出は、壱岐島で食べた魚。ながつはホテルで教えてもらった「小西鮮魚」へ。食堂ではなく鮮魚店なので、その場でオススメの魚を捌いて刺身にしてもらうことに!
刺身にしてもらったのはスマガツオ。旬の時季には脂がよくのり、全身トロと言われる希少な魚です。ひと口食べたながつは「オレはこのために壱岐に来た!めちゃくちゃおいしい」と感動です!
新鮮な魚を堪能したながつは、本題のしりとりへ。ここの住所は、壱岐市郷ノ浦町東触(ごうのうらちょうひがしふれ)と判明。壱岐島では、農村地域のほぼ全ての地名の末尾に触が付くため、今回は東の「し」でしりとりです!
ながつによると「島の人と話してみたら、仕事とかで県外に働きに出て、今は島に戻って家業を継いでいるというような方が多かった」とのこと。「島に住む自分より少しだけ年齢の高い人」を狙えば、島外の地名が出る可能性が高いと予想します。さっそく男性に声をかけ、しりとり相手に決めますが、予想は外れて福岡からの観光客でした。
(ながつ)
「壱岐市郷ノ浦町東の『し』、はい!」
(福岡から来た男性)
「下関(しものせき)!」
結果は、山口県の下関市。本州へ脱出成功!フェリー乗り場へ向かいますが、最終便は午後5時45分に、すでに出航。この日も壱岐での宿泊となりました。
<今回の移動メモ>
三鷹市下連雀(東京都)→国立市東(東京都)→島原市城内(長崎県)→壱岐郷ノ浦町東(長崎県)→下関市○○(山口県)
CBCテレビ『地名しりとり』2024年9月14日(土)放送