「地名しりとり」で宮城県から島根県まで“1300km以上”の大移動 「出雲市」からゴールの東海3県は出るのか
街行く人と地名のしりとりをして、言われた場所には絶対行くという超過酷旅に挑戦する『地名しりとり』。7ORDERの「ながつ」こと長妻怜央が、ゴールの愛知・岐阜・三重3県の制覇を目指します!
<直近の移動メモ>
…→鳥取市福部町湯山(鳥取県)→松島町松島町内(宮城県)→出雲市○○(島根県)
地名しりとりのルールはシンプル。街行く人と地名のしりとりをして、出た場所には必ず行かなければなりません。そして、そこの住所を調べて再びしりとり!愛知・岐阜・三重の3県全ての地名が出たらゴールです!
1300km以上の大移動!目にご利益があるという「一畑薬師」から出雲市へ
前回、宮城県松島市の松島町内でしりとりしたながつ。目的地の出雲市の日御碕灯台に向かう途中、同じ島根県にある一畑薬師に立ち寄ることに。目にご利益のあるという一畑薬師で心の目を開き、しりとり相手を見極められるようになるのが目的です。
1300段の石段を登り、ようやく一畑薬師に到着。並べられている約1100体の仏像は、全て奉納されたものです。漁師が海から引き上げた薬師如来像がきっかけで母親の目の病が治り、「目のお薬師さま」と親しまれているとのこと。
ここでは「心の目」いわゆる「開運の目」までも開くと言われています。ながつは、「東海3県に行ったことがある人を見極める“め”になれるように」と絵馬を奉納し、目に良いとされるお守りもいただきました。
ながつは、しりとりをした相手の思い出の地「日御碕灯台」の最寄り駅・電鉄出雲市駅向かいます。駅からは、出雲大社でバスを乗り換え、20分で日御碕に到着。太平洋側の松島海岸から日本海側の出雲日御碕まで、電車とバスで計1300km以上の大移動でした。
日本海の絶景に感動!本題のしりとりで東海3県へ近づけるか?
石で造られた灯台としては、日本一の高さを誇る日御碕灯台。120年以上の歴史があり、「世界各国の歴史的に特に重要な灯台百選」に選ばれるなど文化的な価値も高い灯台です。
ながつは、灯台の中の螺旋階段を上り、高さ38mのところにある展望台へ。幅1mほどしかない展望台の通路はスリル満点。ながつは「ああ~怖い!脚がビクビクする」と、しどろもどろに。しかし、高さに慣れると「めっちゃきれい!最高!」と、日本海が広がる絶景を存分に楽しみました。ここから、本題のしりとりへ!
こちらの住所は出雲市大社町日御碕(いずもしたいしゃちょうひのみさき)と判明。「き」でしりとりです。ながつは「観光客なら、少し寒くなった夕方、持ってきておいた上着を羽織っているはず」と予想。上着を羽織っている人を探します。
声をかけた女性2人組はなんと、ながつを知っているとのこと!しりとり相手に決定です。2人は、島根県の浜田市から来たそうで、地元はそれぞれ九州と新潟なのだとか。
(ながつ)
「出雲市大社町日御碕の『き』、はい!」
(日御碕にいた女性)
「菊池(きくち)市!」
結果は熊本県の菊池市。ゴールとは逆方向の九州です!2人とも、番組のことは知らなかったそうです。しかし、7ORDERの活動を見ていて、ながつのことは知っていたとのこと。
最終バスに乗れず現実逃避!日暮れとともにヒッチハイク成功なるか!?
出雲大社前駅まで戻るため、バス停まで移動したながつ。しかし、駅までの最終バスはすでに出発していることが判明!駅までは、歩けば2時間もかかってしまいます。
追い込まれたながつは、ここでまさかの現実逃避。「僕の心を癒やしてくれるのは、夕日しかないです」と、帰りのことを一旦忘れて夕日を眺めます。しかしこのままでは、日が暮れてからバスで来た道を、とぼとぼ歩かなければなりません。本当に夕日を見ている場合ではない状況です。
気を取り直したながつは、「人の愛に頼るしかない」と、夕日が沈んでから帰る観光客に乗せてもらうヒッチハイクに挑戦。駐車場の出口で「出雲市駅」と書いた紙を掲げたながつは、車が残りあとわずかとなったところで、ヒッチハイク成功!茨城からの一人旅という男性が、出雲市駅まで送ってくれることになりました。
<今回の移動メモ>
鳥取市福部町湯山(鳥取県)→松島町松島町内(宮城県)→出雲市大社町日御碕(島根県)→菊池市○○(熊本県)
CBCテレビ『地名しりとり』7月20日(土)放送