梅雨入りの前に「ダニ対策」を!退治・予防法を紹介
梅雨の時期に多くなる「ダニ」の対策を紹介
東海地方もいよいよ梅雨入りが間近。CBCテレビ気象予報士の桜沢信司さんは「梅雨入り前の今、早めにダニ対策をするべき!」と呼び掛けた。
ダニが好むのは、温度が20~30℃、湿度が60~80%の「高温多湿」な環境。ダニは年中いると言われているが、アース製薬によると、5月から繁殖が活発になり、梅雨にかけて最も多くなるという。桜沢さんは「ヒョウダニ、ツメダニ、イエダニなど様々な種類がありますが、ダニの9割はホコリや人のフケをエサにしています。増えたダニの糞や死骸が、アレルギーの原因になります。1組のつがいがいると2か月で約3000匹に増えることも。今のうちにダニ対策をしましょう」と解説した。
では、家の中でダニが好む場所はどこでしょうか。桜沢さんは「ダニが好むのは、ソファー、布団、ベッド、畳、カーペットなど、エサが多い場所です」とイラストで紹介した。
今の時期にするべきダニ対策のポイントは「増殖する前に、まず退治!これからダニを増やさない予防を」と桜沢さん。「ダニは熱と乾燥が苦手で、50℃の熱だと30分で、60℃以上だとすぐに死滅します。掃除機をかけ、布団干しや畳の天日干しをするだけだと、増殖の防止にはなっても駆除はできません」と注意を促す。
桜沢さんは「カーペット・ソファーは、濡らした布を当ててアイロンをかける」「布団は、干すだけではなく、クリーニングに出してしっかり乾燥」「畳など他にも気になるところは殺虫スプレーを使ってダニを死滅させ、掃除機で死骸を吸い取る」とそれぞれの駆除方法を解説。「退治できたら、後は増えないように対策。天気を見ながら、部屋の換気、小まめな掃除・洗濯、天日干しで予防しましょう」と呼び掛けた。
アース害虫駆除なんでも事典
https://www.earth.jp/gaichu/knowledge/dani/
https://www.earth.jp/gaichu/wisdom/dani/article_001.html
アース製薬ダニ対策の情報サイト Danny
http://www.danny.press/ridding/6/