「バレーボールが上手になりたい」小4男子にVリーグコーチが助っ人で猛特訓!上達のポイントは?
ボイメン平松賢人がお悩みをサポート
毎週月~金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。毎週水曜日の人気コーナー『全力!お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が視聴者の方から寄せられたお悩みをサポートしています。
今回のご依頼人は、小学4年生の男の子Mくん
お兄ちゃんに憧れて昨年4月からバレーボールを始めたそうですが、ボールを打つタイミングが合わず、手ではなく背中や頭に当たってしまうのだとか。なかなか中学1年生のお兄ちゃんと一緒に練習できるほど上達できない…と、このコーナーに応募をしてくれました。
しかし平松くんはバレーボール経験ゼロ。そこで、バレーボールのプロリーグ「Vリーグ」のチーム【ウルフドッグス名古屋】の深津貴之コーチに助っ人をお願いし、バレーボールが上手くなりたいMくんを指導して頂きます!
まずはトスの練習から
Mくんにトスをしてもらうと、飛んできたボールを思ったように拾うことができません。
そこで深津コーチが、「トスの基本は、おでこの上に両手で三角形をつくり、落下地点に素早く入ること。必ずボールはおでこの上でとる、そのためには落ちてくるボールの下に入ることが重要」とアドバイス。
Mくんがやってみると…先程までとは大違い!とても上手にトスを上げることができるようになりました。
続いてアタックの練習
一度深津コーチの前でやってもらうと、Mくんはアタックの後、両足が真っ直ぐに揃ってしまっています。
もらったアドバイスは、「しっかり加速すること。前にいく力を、最後に上にいく力に変えて高くジャンプ。アタックは、左手で打つ場合は、右足が前になるように!ボールがネットを越えることをしっかり意識して」。
Mくんの身長ではボールがネットを超えることは大変ですが、ボールがネットの向こう側にいくよう意識を持って挑戦します。
すると見事にナイスアタック!
バレーボールが楽しくなってきたのが、はたから見てもわかるほどイキイキとした表情をしています。
最後にサーブの練習です
今回は下から打つアンダーサーブではなく、難易度は上がりますが、上から打つフローターサーブで練習しようと提案する深津コーチ。ちょっぴり不安そうなMくんですが、トスとアタックでめきめき上達したので、威力の増すフローターサーブに挑戦することを決めます。
「フローターサーブで重要なのは、体重移動。必ず後ろから前へ体重を移動すること。そしてボールは体に近い位置でとらえること。ひじは肩よりも上にくるようにしっかり上げて」と深津コーチ。
助言を受けて何度かやってみますが、なかなか体の近くでとらえることができません。
同じ高さでトスを上げてあげると同じリズムで打つことができますが、トス自体がなかなか安定しないのです。
しかし何度も練習を重ねていくにつれて、同じようなトスを上げられるようになりました。
コツを掴んできたMくんの様子を見て、深津コーチが課題を出します。
「フローターサーブで、ネットの向こう側にいる【ウルフドッグス名古屋】のマスコットキャラクター“ウルドくん”に当ててみよう」。
いざ挑戦!
1球目、2球目、3球目…、前にボールを飛ばすことはできますが、なかなかネットを越えられません。
そして、挑戦すること11球目。
体育館内に響き渡る歓声!ウルドくんの頭に見事ボールが当たりました!!
ここでお兄ちゃんとお母さんが登場
Mくんの練習の成果を見てもらうと、お兄ちゃんとお母さんから「スゴイ!スゴイ!スゴイ!」との声が。今までは手に当てることも難しかったトスやアタックも、しっかり手に当て、目に見えて上達しているMくんに感動している様子です。
お兄ちゃんからも、「本当に上手くなったので、これからは一緒に練習したいと思います」との嬉しい言葉をもらってガッツポーズをするMくん。
2時間の猛特訓でMくんの手は真っ赤に。しかし赤くなっているということは、手に当たっているという証拠です!Mくん、本当によく頑張りました。今回のお助けも大成功!!