めちゃくちゃ美味しい!…絶品&簡単「作り置きレシピ」で仕事に育児に頑張るママを応援!
「作り置きできる美味しい料理を教えてほしい」ボイメン平松賢人がお悩みをサポート
毎週月~金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。毎週水曜日の人気コーナー『全力!お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が視聴者の方から寄せられたお悩みをサポートしています。
今回の相談者は、生後5カ月の息子さんを持つシングルマザーのFさん。
仕事と育児で忙しい毎日で、食事は納豆ご飯だけで簡単に済ませてしまうこともあるそう。
料理は嫌いではないけれど失敗も多く、レパートリーが少ないのも悩みなのだとか。
そんなFさんのご依頼は「作り置きできる美味しい料理を教えてほしい」。
今回は、愛知県犬山市で料理教室を開催し、作り置きや時短に関するレシピ本も多数出版している料理研究家・片山由美先生に助っ人をお願いしてFさんのお悩みを解決していきます。
赤ちゃんを抱っこしたままではお料理ができないので、今日は平松くんが子守りをすることに。重要な任務を受け、ぎこちない手つきで抱っこすると、それまでニコニコしていた赤ちゃんがグズグズ…。先行き不安ではありますが、平松くんに頑張ってもらいましょう!
片山先生によると、作り置き料理のポイントは3つ。
<作り置き料理のポイント>
調理器具はしっかり除菌で清潔に
野菜の水分をしっかりきっておく
濃いめの味つけや香辛料を使う
以上をふまえて、簡単にできるレシピを3つ紹介してくれました!
一品目は、簡単だけどちょっとゴージャスな『豚肉のデミグラスソース煮』。
【豚肉のデミグラスソース煮(4人分)の材料】
豚バラ塊肉 400g、玉ねぎ 1個、にんじん 1本、ブロッコリー 1/2房、デミグラスソース缶 1缶、トマト缶 1/2缶、コンソメ 1個、グラニュー糖 小さじ1、ウスターソース 大さじ1、ケチャップ 大さじ2、塩 小さじ1/2、ブラックペッパー 少々、水200ml
まず豚肉と野菜はぶつ切りにしておきます。
豚肉に、塩、ブラックペッパーをすり込み下味をつけ、薄力粉をまんべんなく振ります。
圧力鍋で豚肉の両面をこんがり焼き、野菜と調味料を投入。蓋をして圧力をかけます。
鍋に圧力がかかったら弱火で20分加熱。(一般的な鍋で長時間弱火で調理することも可能)
20分加熱したあと、水分をとばしとろみをつけます。とろみがついたら、ゆでたブロッコリーを添えて完成!
片山先生:今回は圧力鍋を使いました。圧力鍋は放っておくだけでOKなので、忙しいママの味方!時短&旨味凝縮&光熱費の節約にもつながるお助けアイテムですよ。
平松:でも難しそうなイメージですが。
片山先生:やり方を覚えればすごく簡単なので、ぜひ圧力鍋の使い方をマスターしてください。ちょっと味見してみますか?
Fさん:めちゃくちゃ美味しい!
片山先生:一週間分くらいできるので、作り置きしてくださいね。
平松:でも一週間って飽きたりしないですか?
片山先生:アレンジできるんです。お肉と野菜を食べた後のソースを使って、美味しいパスタやラザニアなどいろいろできちゃうんですよ!
圧力鍋で調理している間に他のメニューも!次は『鶏ごぼうのきんぴら』を作ります。
【鶏ごぼうのきんぴら(4人分)の材料】
ごぼう 2本、鶏もも肉 1枚、ごま油 大さじ1、だし 150ml、万能タレ(しょうゆ200ml、みりん200ml、日本酒100ml、ザラメ80ml)ごま 大さじ2
鶏肉を一口大に切り、ごま油で炒めます。
焼き色がついたらささがきにしたごぼうを加え、そこへお出汁と万能タレを入れて中火で8分。
煮汁がとんだらごまを振って完成です。
片山先生:ささがきされたごぼうやカットされた鶏肉を使えば、より楽チンにできますね。
平松:でもこれ、ゴボウの量がけっこう多いですよね?
片山先生:作り置きなので多めに作って、食べきれないときは冷凍しておきましょう。
平松:今回使った“万能タレ”って何ですか?
片山先生:煮物だと大体しょうゆ・みりん・酒・砂糖を使いますよね?毎回量るのは面倒なので、全部を入れて煮詰めた「万能タレ」を作っておくのがオススメ。私は容器に入れてすぐに使えるようにしています。魚の煮つけや鶏の照り焼きなどにも使える優れものなんですよ!ぜひ、この万能タレも作り置きしておいてくださいね。
平松:これ、きっと売れますよね?これさえあれば味がキマる!って。
片山先生:そうなんですよ(笑)
【万能タレ】
しょうゆ200ml、みりん200ml、日本酒100ml、ザラメ80gを全てを中火にかけ、沸騰させたら弱火で8分ほど煮詰めるだけ。
さらにもう一品!グリル調理で同時調理できちゃうレシピ『しいたけの肉詰め』です。
【しいたけの肉詰め(4人分)の材料】
生しいたけ 12個、鶏ももひき肉 300g、しょうが(みじん切り) 1かけ分、しょうゆ 大さじ2
しいたけの石づきを落として軸はみじん切りにします。
鶏ひき肉にしいたけの軸、しょうが、しょうゆを混ぜ、タネを作ります。
しいたけのカサの内側にタネを山盛りに乗せます。
グリルで8分加熱(電子レンジのグリル機能でも代用可能)。火がしっかり通ったら完成です。
片山先生:Fさんは普段はどんなものを作っているんですか?
Fさん:お鍋とかですかね。切って入れるだけだし、失敗がないので。
片山先生:なるほどね。このタネをお鍋に入れて、つくね風にするのもオススメですよ。
3品が完成し試食するFさん。どれもあまりの美味しさに思わず涙ぐんでしまうほど。
平松:(育児や仕事に忙しい日々で)一番大変なことは何ですか?
Fさん:大変と感じたことがないです。
平松:なんて愛!!すごいなぁ。睡眠時間はどれくらいですか?
Fさん:長くて5時間。今日は2時間です。
平松:2時間!?
Fさん:今日はワクワクしちゃって(笑)。
平松:それならよかった!今日の作り置きレシピ、家でやってみようと思いましたか?
Fさん:思いました!
平松:よかったです!今回もお助け、大成功!!
今回は、同時調理OKの作り置きレシピを教わりました。
アレンジや冷凍も可能なので、忙しい皆さんの味方!ぜひお試しくださいね。