笑いに包まれた木曽路の旅 人気プロレスラー棚橋弘至が行く『長野県木曽町』の旅

笑いに包まれた木曽路の旅 人気プロレスラー棚橋弘至が行く『長野県木曽町』の旅

“100年に一人の逸材”といわれる人気プロレスラー棚橋弘至さんが東海3県のお出かけスポットを巡る旅。
今回は東海エリアを飛び出し、岐阜県と隣接する『長野県木曽町』へ。
まずは、木曽駒高原内の歴史あるゴルフ場『木曽駒高原カントリークラブ』でプレイ。
「チャー・シュー・メン(チャーシュー麺)」ならぬ「ダイ・キョウ・キン(大胸筋)」と言いながらショットを打つのは棚橋さんならではです。
早くも秋の風が感じられる自然豊かな木曽の町を、グルメや体験を求めて巡りました。

【取材協力】
木曽駒高原カントリークラブ
住所:〒399-6101 長野県木曽郡木曽町日義4898-8
TEL:0264-23-7001

今回も力作! プロレス愛に溢れた作品

JR木曽福島駅から車でおよそ15分、『ふるさと体験館きそふくしま』に訪れた棚橋さん。ここは、平成9年に廃校になった小学校の木造校舎を、体験や交流ができる場として活用しているところ。例えば、地元産のそば粉を使ったそば打ちや木の実を使ったブローチ作りなど、15種類の体験が楽しめます。

その中で棚橋さんが体験したのは、最高級木材で知られる“木曽ひのき”を使ったオリジナルの箸作り。
まず、箸のサイズに既に切ってある角材を、先に向かって細くなるようにカンナで削っていきます。角材を置いてカンナを引く専用の台には傾斜がつけられているため、技術がなくても先が細くなった箸がちゃんと出来上がります。
削るとさらに際立つヒノキの香りを感じながら楽しく作業を進めますが、削り終わった時には何故か汗だく。「(カンナを引くのは)全身運動ですからね。
一試合終わったような汗ですよ」とアスリートの棚橋さんも大きく息をつく始末。
思いのほか、体力のいる作業にビックリした様子です。

その後はヤスリをかけ、表面を滑らかにして、電気ペン(ペン先となる部分の熱で木を焦がして文字や絵が描ける)で自分の好きな模様などを描いたら出来上がりです。

作業開始から40分。完成した作品は、棚橋さんのキャッチフレーズにある「逸材」「GO ACE(ゴーエース)」「1/100(100年に一人の意味)」、そして「NJPW(棚橋さん所属の新日本プロレスの略)」と書かれた箸です。
一組の箸の面を活かした、棚橋さんならではの力作でした。

【取材協力】
ふるさと体験館きそふくしま
住所:〒397-0002 長野県木曽郡木曽町新開6959
TEL:0264-27-1011

初リクエスト! おいしさの証の“ウマ二重”

続いて訪れたのは、中山道の37番目の宿場町『福島宿』にある『和庵 肥田亭(なごみあん ひだてい)』。150年ほど前の江戸時代末期の建物を改修した和モダンな空間で、郷土料理が楽しめるお店です。

肉好きの棚橋さんは、自然豊かな木曽で育てられた木曽牛の陶板焼きのランチ“ステーキ御膳”を味わいます。
「赤身なんでもっと歯ごたえがあると思ったんですけど、十分やわらかい!」と程よくサシの入った肉を堪能。今回もやっぱり“ウマ二重(うまふたえ)”が出たのでした。(*一重まぶたがクッキリ二重に。それは棚橋さん流おいしさの証)
さらに、地元の食材をふんだんに使ったランチ“季節の味覚御膳”も人気。
信州サーモンのあぶりのお造りや旬の山菜、また一見シイタケに見える“チチタケ”という珍しいキノコも8月から9月にこのランチで味わえるとか。
このキノコは、名前にヒントがあるように、切るとミルクのような白い汁が。
(例えるなら、樹液のようなもの)

この煮物を味わった棚橋さん。ほぐれる不思議な食感に「おいしい!」と言ったところ、店長さんがすかさず「二重(ふたえ)になりましたか?」と。
サービス精神旺盛な棚橋さんは「(ロケで)初めてリクエストされました!」と要望に応えて“ウマ二重”をし、その場は笑いに包まれたのでした。

【取材協力】
和庵 肥田亭
住所:〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島上の段5248
TEL:0264-24-2480

熱い男の食レポはいかに!?

続いて訪れたのは、JR木曽福島駅から車でおよそ5分、100年ほど前の土蔵を改装した和菓子店『菓子蔵 喜しろう』。
オープンは15年前。個人の持ち物だった蔵を町が買い取って、整備をして、貸し出した蔵を借りて店舗に。
木曽町で創業65年の和菓子製造・卸売り会社の3代目のご夫婦が営むお店です。
まだ暑さが残るこの時期は、かき氷がおススメメニュー。

なんと!かき氷を作る機械も、100年も前のものだとか。
ご主人が自分で1年かけて修理し、色も綺麗に塗り替えました。
この機械で作るかき氷、実は食感が独特なのだとか。
ご主人いわく「フラッペほどガリガリしていない。シャリシャリ…(というか)チャリチャリ」と謎の表現。
その「チャリチャリ」した食感を味わいたい!と、早速棚橋さんはいただきます。

練乳と和菓子店ならではの製法で炊き上げた小豆がのったかき氷です。
「うま~い! 小豆の甘さがちょうどいいね」と絶賛。
しかし、肝心のチャリチャリという食感については「オレの体温が高いのかな?」と、チャリチャリ感を感じる間もなかった様子。
熱い男の食レポは、またもや笑いを誘ったのでした。

【取材協力】
菓子蔵 喜しろう
住所:〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島5052-イ
TEL:0264-22-4800

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