杉原千畝、江戸川乱歩、マック赤坂に続く「4大卒業生」パンサー向井 母校で“教材”になっていた
愛知県立瑞陵高等学校。創立112年と歴史のあるこの学校、実はお笑いトリオ・パンサーの向井慧さんの母校でもあるんです。今回、その向井さんが“凱旋ロケ”に向かいました!
お邪魔するのは食物科。栄養学や調理について学べ、料理人はもちろん、管理栄養士や食品開発者を目指せる、名古屋市内ではここだけの珍しい科です。
パンサー向井さん:
「杉原千畝さん、江戸川乱歩さん、そしてパンサー向井と、マック赤坂さん。これが瑞陵の4大卒業生です(笑)」
すると、体育を教わった太田良平先生とバッタリ!ちなみに高校時代の向井さんは…?
太田先生:
「出来るだけ目立たないようにしてたじゃん、最初の頃は」
パンサー向井さん:
「はっちゃけるタイプっていうより、メイングループのちょっと隅にいる感覚でしたね」
太田先生:
「ただ、3年生の記念祭(文化祭)でお笑いやって、教員の間では『あいつ吉本行くらしいぞ』『いやいや…無理無理』『あのキャラで?』って(笑)」
卒業後の活躍に感銘を受けた太田先生。向井さんの新聞記事を使い、授業をしていました。
太田先生:
「自己実現という授業で、高校時代をどう生きていくかという資料に」
パンサー向井さん:
「(新聞記事を指さして読む)『僕ね、しくじってるんです。思春期ビンビンのころで、人と話さないのがかっこいいと思っていた』本当に思い出すというか、高校生の頃に戻りますね」
そんな高校時代、普通科の向井さんとは、ほぼ交流がなかったという食物科へ。お邪魔したのは2年生のクラス。全部で40人、学年は1クラスのみ。ほとんどが女子です。
パンサー向井さん:
「なんで食物科に入ろうと思ったんですか?」
夏目さん:
「管理栄養士になりたくて、資格を取って企業で食品開発をしたいと思い、選びました」
調理実習は週2回。和洋中のプロから技を学ぶ、実践的授業を行っています。この日は、ニョッキのホワイトソースなどの実習中。向井さんが今の母校について聞いてみると…?
夏目さん:
「来週に球技大会があります」
パンサー向井さん:
「アレは?『チア―』とかやってる?」
夏目さん:「あ!やりますやります(笑)」
チアーとは、いわゆる“応援合戦”。食物科が普通科と接する貴重な機会なんです。
パンサー向井さん:
「俺もやってたのよ、チア―。チア―で先輩好きになるんだよな(笑)そこで食物科のクラスと一緒になったら『よっしゃー!』ってなるの、女子ばっかりだから」
そして、見た目も美しいプロ顔負けの料理が完成!高校当時の“憧れ”である食物科の生徒たちと、それを美味しくいただく向井さんなのでした。