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これは後輩女子がホレるの不可避…「強くてカッコイイ」男前すぎる高3女子 馬術部の強豪校で発見

これは後輩女子がホレるの不可避…「強くてカッコイイ」男前すぎる高3女子 馬術部の強豪校で発見

明治34年創立、愛知県立安城農林高等学校。

農業科や食品科学科、動物科学科など農業に関する6つの学科で専門的な知識が学べ、その広さはナゴヤドームおよそ3個分と愛知県内で1番広い高校なんです。

強豪だという馬術部の先生と一緒に校内を見学

また、毎週水曜日は、生徒自ら育てた卵や野菜などを販売する『安農マーケット』が安くて美味しいと評判!

お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが、強豪だという馬術部の先生と一緒に校内を見学していると…。

パンサー向井さん:
「広っ!学校ですか、ここ?(笑)」

手前から奥まで大きなビニールハウスがずらり!

敷地内の道の両側には手前から奥まで大きなビニールハウスがずらり!

中山先生:
「園芸から野菜まで、色んなものを育てています」

パンサー向井さん:
「男女比はどれくらいなんですか?」

中山先生:
「男子が3割、女子が7割くらいです」

川合先生:
「(しばらく歩いて…)ここが牛舎です」

なんと学校の敷地内で、牛や豚、ニワトリを実際に育てているんです!向井さんは、牛の世話をしていた生徒たちと触れ合いつつ、馬術部へ。

9年連続で全国大会に出場する馬術部。ポニーを含む馬5頭を部員たちでお世話しています。

主将の鮫島さん(3年生)にお話を伺う

ちなみに馬術競技には演技の正確さや美しさを競う馬場馬術と、様々な障害物を順番に飛ぶ障害馬術があります。

まず主将の鮫島さん(3年生)にお話を伺うと…。

パンサー向井さん:
「やっぱりケガとかも多いんですか?」

主将・鮫島さん:
「はい。私も落馬した時に下に潜り込んじゃって、そのまま蹴られて、ヒザが折れはしなかったんですけど骨挫傷に。3か月くらいは松葉杖で馬に乗れなかったです。」

スタッフからカンペ『乗れたりする?』

パンサー向井さん:
「…僕が『乗れたりする?』っていうカンペがスタッフから出てるんだけど」

実は向井さん、意外と“ビビり”。まずはコミュニケーションを、と手で馬の首を優しく撫でようとしますが…。

長谷川さん(3年生):
「ビビったら負けです」

馬:
「ブルルルルッ」

思わず手を引っ込めてしまう向井さん…。

長谷川さん:
「もう負けましたね、今」

パンサー向井さん:
「え、もう負けた?(笑)」

長谷川さん:
「ナメられました、今ので。馬は見てたんで」

出会って3秒で馬にナメられてしまったものの、なんとか無事乗ることができた向井さん。

馬術部員の1日のスケジュールを伺う

続いて馬術部の2年生と3年生に話を伺いました。

パンサー向井さん:
「馬の世話とかも、実際にみんなでやってるってこと?」

主将・鮫島さん:
「当番制なんですけど、平日は朝7時から馬術部は出てきます」

そこで馬術部員の1日のスケジュールを伺うと…。

主将・鮫島さん:
「登下校の時間がバラバラすぎて。遠い子は長久手や瀬戸から通っていて、片道で2時間とかの子もいます。やっぱり馬術部目的でこの学校に通っている子もいて、私も本当は家が犬山なんですけど、通うのは無理なので、おばあちゃんの家に下宿させてもらってます。平日はそこに泊まりこみで通っています」

ということで、愛知県長久手市から通う2年生、赤峰さんの1日スケジュールを教えてもらいました。

赤峰さん:
「一番忙しい日で、4時半起床です。で、家を5時くらいに出て、通学時間が2時間で、“朝飼い”という馬術部の当番があります。馬のエサやりや、ひづめの掃除、ブラシかけ、あと洗濯物を干したり、馬小屋の掃除をしたりします。」

パンサー向井さん:
「それで8時半から授業でしょ。さすがに授業中に寝るなんてことは…?」

赤峰さん:
「寝てます(笑)」

しかし赤峰さん、成績は学校でトップクラス。テストで学年1位をとったこともあるんだそうです。

馬術部、ある『掟』があるんだとか…。

パンサー向井さん:
「ホント両立してるんだね!勉強も部活も」

テスト期間中でも馬のお世話は休めない馬術部。そのため、ある『掟』があるんだとか…。

鬼頭さん(2年生):
「基本、『赤点取ったら退部』です(笑)」

主将・鮫島さん:
「追試に受かれば復活はできるんですけど、赤点を取った時点で挫折して辞めちゃう子が多いです」

さらに、部員を悩ませるのがお金の問題。

パンサー向井さん:
「お金かかったりしないんですか?馬術部って」

主将・鮫島さん:
「他の部活よりはかかっていると思います。今履いているズボンは乗馬用で、安くても2万円はします。」

長谷川さん(3年生):
「ブーツも、足の形が人それぞれなので、オーダーだったら20万円とか」

パンサー向井さん:
「えー!みんなお小遣いとかもらってるの?」

長谷川さん:
「バイトできない代わりに、家でバイトって感じで、それによって金額が変わっていく感じですね、ウチは。最高で5000円くらいです」

ちなみに、馬術部員はほとんどが女子生徒。男子はたった2人しかいません。

パンサー向井さん:
「男子、大変なこととかないですか?」

坪井くん(3年生):
「いや、そんな。男っぽい人もいっぱいいるんで…」

女子部員一同:
「オイオイオイ」

主将・鮫島さん:
「女子の方が立場が上で、強くてカッコイイんです」

パンサー向井さん:
「馬術部では女の先輩に憧れたりとか…やっぱそう?2年生すっごい頷いてるもん(笑)」

鬼頭さん:
「かほ先輩(長谷川さん)大好きです!」

馬術部のスター・かほ先輩には、男前すぎる『ボクシング』という特技が!

…ほれます(笑)

鬼頭さんが自分の前に出した両方の手のひらに向かって、かほ先輩がワンツーパンチを繰り出すと…。

鬼頭さん:
「(かなり目をキラキラさせて)…ほれます(笑)」

将来の夢は馬や動物関連のお仕事が多い馬術部のみなさん。そんな中、キャプテンには意外な夢が!

主将・鮫島さん:
「ニワトリカフェをやりたくて。自分はもとからニワトリが本当に大好きで(笑) 小学校5年生くらいからずっと飼ってて、養鶏を経営しながらニワトリカフェできたらいいなって」

向井さんが感じたこと

とにかく生き物が大好きな馬術部員たち。皆さんと触れ合って向井さんが感じたこととは…?

パンサー向井さん:
「馬と一緒にやってる部活なだけあって、普通の高校生よりも一回りくらいしっかりした子が多い印象でした。子供とかにやらせる部活としては非常にいいと思いましたね」

安城農林高校馬術部の皆さん、ありがとうございました!

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