大量のニンニク×ピリ辛スープで、真冬でも汗だく必至!!「月1は絶対食べたくなる」天白区「翔華」の「ベトコンラーメン」の魅力を大解剖

ほくほくの炒飯に、熱々の麻婆豆腐。人気町中華には、多くの客が注文する看板メニュー、通称「常連メシ」が存在します。スタミナたっぷりで、大汗をかきながら食べる“サウナいらず”の「ベトコンラーメン」。ほくほくで口の中でとろけるような食感のニンニクが大人気です。今回は、名古屋市天白区にある「翔華」を取材しました。
真冬でも汗が止まらない!常連客をトリコにする「ベトコンラーメン」

創業29年の人気店「翔華」の店内では、次々と注文された「ベトコンラーメン」が客のもとに運ばれ、麺をすする人たちでにぎわっていました。ベストコンディションラーメン、通称「ベトコンラーメン」は、大量のニンニクをモヤシやニラとともに、一味のピリ辛で仕上げたスタミナ満点の一杯です。
(女性客)
「寒いのでちょうどいい。でも夏もおいしい!夏は疲れたら食べに来る」
(男性客)
「ベトコンはクセになる!1~2か月食べないと無性に食べたくなる」
真冬にもかかわらず、常連客たちは汗だくで食べています。中には、汗拭きタオルを頭に巻いて食べる強者もいるほど。
(男性客)
「最高です!(この店に来たら)サウナ行かなくても大丈夫!ここでラーメンも食べてサウナも味わえる」

まるでサウナだと形容される理由は、一味のピリ辛さだけではありません。スープには、なんと約20個ものニンニクの塊が入っているのです。
ニンニク1日16キロの驚異の消費量!?老若男女愛される「飲めるニンニク」

大量に投入されたニンニクは、まるでジャガイモのようにホクホクで、口の中で溶けるような食感です。常連客の中には「飲めるニンニク」と表現する人もいるほど。その秘密は、皮をむいた塊の生ニンニクを熱したラードでじっくりと熱を加える調理法にあります。
(店主・恒川政典さん)
「(ニンニクを)炒めてから中心に火が通ってないくらいで出して、余熱で火を通す。炒めすぎると焦げちゃう」
店主が長年の調理経験から生まれた、この独特のホクホク食感のニンニクは、1日に中華鍋4つ分、約16キロも消費されています。ニンニクの香り漂う店内には、女性客の姿もたくさん見られました。
(女性客)
「ヤミツキになる!食べたくなる!月1は絶対来ます」
老若男女に愛される「ベトコンラーメン」には、実は兄弟メニュー「国士無双」が存在します。五目をのせた豪華なバージョンで、「ベトコンラーメン」と双璧をなす人気メニュー。ニンニクモヤシ炒めに加え、キャベツや白菜、タケノコ・イカなどを加えたボリューム満点の野菜炒めがトッピングされた、満腹必至の一杯です。
お酒がすすむ!「国士ヘッド」と「ニンニクチャーハン」の黄金コンビ

「ベトコンラーメン」の兄弟メニューは「国士無双」だけではありません。長年通いつめた常連たちからこよなく愛されている、もう1つのメニューが「国士ヘッド」です。
(店主・恒川政典さん)
「(『国士ヘッド』は)『国士無双』の野菜だけ。上の野菜炒めだけ」
「国士無双」のホクホクニンニク入り野菜炒めだけを皿に盛った、不思議なメニュー「国士ヘッド」。おすすめの食べ方としては、「ニンニクチャーハン」を小鉢に盛り、その上に「国士ヘッド」を適量のせて食べ、最後にビールをグビッと飲むスタイルです。。
(男性客)
「毎食コレでいい!初めて来たとき、おいしすぎて次の日も来た」
(店主・恒川政典さん)
「ニンニクの効果と一味の発汗性。他のメニューも野菜たっぷりなので、ぜひベストコンディションを整えてほしい」
元気をもらうために、あるいはストレス発散するために。それぞれのベストコンディションを求めて、今日も常連客が集まります。
CBCテレビ「チャント!」2025年1月22日放送より
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