名古屋市の給食ランキング上位の「ピリ辛スープ」を再現!? 子どもも大人も大好きなレシピをご紹介
スーパーで買い物を終えた人のカゴの中を見せてもらい、さらにご自宅にお邪魔して調理風景を撮影する「カゴ中 大調査」。今回は、名古屋市瑞穂区にある「サポーレ瑞穂店」と、同市熱田区にある「サポーレ熱田伏見通り店」の2店で調査しました。小学校で人気の給食メニューの再現や、冬にぴったりのポカポカ鍋など、今スグ使える、なるほど料理法やアイデアを教えてもらうことができました。
名古屋市の小学校で人気の「ピリ辛スープ」!SNSにはレシピも
「サポーレ瑞穂店」で出会った女性は、名古屋市内の小学校の給食では定番の「ピリ辛スープ」を作るためにハクサイ・ひき肉・ネギ・豆板醬などを購入。
(紘子さん)
「子どもたちがおいしいと言っていた。(レシピ動画を)見つけたので材料を買いに」
思い出の味をもう一度食べたいという子どもたちのリクエストで、ちょうどそのレシピ動画を発見したため、再現することに決めたのだそう。今回はそんな「ピリ辛スープ」を初めて作るという紘子さんの調理風景を撮影させていただくため、自宅に訪問しました。
「ピリ辛スープ」とは、約20年前から続く名古屋市内の小学校で提供されている給食メニューの一つ。給食人気ランキングでは、常に上位に入がります。
「ピリ辛スープ」が給食に出る日の学校の様子は…。
(次男・淳矢さん)
「やったー!みたいな感じ。他のクラスに行って(今日、ピリ辛スープだよ!って)伝えたり」
子どもたちの期待に応えるために気合いを入れて調理をスタートしました。
我が家流!甘めのしょうゆでマイルドな味わいにアレンジ
レシピ動画を凝視しながら、下準備に玉ネギ・ニラ・ニンジン・ハクサイなどの野菜をカットしていきます。人気メニューの場合、名古屋市はレシピを公開しており、それを基にSNSでアップされた作り方動画を参考にしながら調理していきます。
下準備が終わると、鍋にクッキングシートを敷き始めました。
(紘子さん)
「(鍋に)直接油を引くときは、下に敷いてから(引くようにしてる)」
鍋で炒めるときはクッキングシートを敷いて、焦げ付きを防ぐという我が家流。ひき肉を炒めてから、塩・ニンニク、そして味の決め手となる豆板醤を入れます。しっかり炒めると、より香りが引き立つそうです。その後、水を加えてクッキングシートを取り除きます。
アクを丁寧に取ったら、野菜・豚バラ肉を入れて、ひと煮立ちさせたらコンソメスープを投入。
(紘子さん)
「甘めのしょうゆ。わたし九州なんです、出身」
もう1つの我が家流は、九州の甘めのしょうゆで味を調節すること。
さらに、豆腐・みそを加えて、最後にニラを入れて完成。子どもたちも大満足の味で、大成功となりました。
ミルフィーユ鍋に“ショウガ”をプラス!ポカポカ鍋にアレンジ
「サポーレ熱田伏見通り店」で出会ったファミリーが買っていたのは、豚バラ肉・ハクサイ・ネギ。
(京子さん)
「『ミルフィーユ鍋』を作ります。最近夜涼しいので、お鍋の時季はよく作ります」
「ミルフィーユ鍋」は、豚バラ肉とハクサイを重ねて煮込んだもの。調理風景を撮影させていただくため、自宅へ訪問させていただきました。
さっそくショウガを切り始めたのは、祖母・哲子さんです。
(祖母・哲子さん)
「冬にやると体がポカポカするので、たくさんのほうがおいしいです。丸々1個使っちゃってもいいぐらい」
この家の我が家流は、鍋にショウガを遠慮なくたくさん使うこと。調理の最初に、千切りにして準備をしておきます。
豚バラとハクサイを交互に重ね、調味料やショウガを入れて煮込みます。作るときのポイントを伺うと…。
(京子さん)
「煮込んで(豚バラなどが)縮んでバラバラになっちゃう。ぎゅんぎゅんに詰める」
煮込んだときに具材がバラバラになりがちなため、ギュウギュウに“すし詰め状態”にするのがポイント。詰めたハクサイと豚肉の上に、ネギと先ほどのショウガをたっぷり入れ、水・和風だし・しょうゆで煮込んだら「ショウガいっぱいミルフィーユ鍋」が完成しました。
それぞれの家の我が家流、皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」2024年11月6日放送より