ガイドブックに載ってない!?知る人ぞ知る伊勢神宮の絶景スポットを人力車歴10年の女性がこっそり教えてくれた
三重県伊勢市は、日本人の‟心のふるさと”伊勢神宮を参拝する全国各地からの観光客をはじめ、年間600万人もの人が訪れる東海地方随一の観光地!地元の人だからこそ知る、とっておきの穴場をCBC松本道弥アナウンサー(以下、松本アナ)が探す「あなたの感動とっておきツアー!」。地元の人だけが知っている伊勢の映えスポットとは?
五十鈴川の穴場スポット!光が当たると輝く道に見える「飛び石」
旅のルールは出会った人に「とっておきの写真」を見せてもらい、その土地の穴場を探すこと。今回は伊勢神宮・内宮前のおはらい町で聞き込みをスタート!この道10年だという女性車夫さんにとっておきを尋ねました。
(人力車にじいろ・北原美希さん)
「魚がすごくおいしい店。メニューが決まってない。その時漁で獲れた物を使って、きょうのメニューこれ!となる。行ってみないと何が食べられるか分からない」
お店に連絡してOKをいただくも、まだ時間があるため他の穴場を聞いてみると…。
(人力車にじいろ・北原美希さん)
「あんまりガイドブックに載ってない景色のキレイな場所。五十鈴川の絶景スポット」
伊勢の人でも、知る人ぞ知るという穴場!松本アナは人力車に乗せてもらい、連れて行ってもらうことになりました。目的地は、伊勢神宮・内宮西側の道を南へ。北原さんの人力車に乗れば、乗車時間によって、オススメのコースを回りながら名所の解説もしてくれ、お客さんの希望があれば目的地に行ってくれることも。
のぼり、くだりの道を行くこと約15分、「とび石」の石碑がある場所に到着しました。陽光が当たり、神々しい「光の道」のようです。江戸以前にはこの飛び石を渡り、神宮へ入って参拝する人がいたそうですが、30年ほど前に石を大きなものに設置し直したんだそう。今はこの飛び石からの参拝はできません。
来てからのお楽しみ!とれたての新鮮魚介で作る絶品メニュー
女性車夫の美希さんとはここでお別れし、その日の仕入れでメニューが替わるという、ちょっと変わった料理店へ。「Sea Table」は、一見するとおしゃれなカフェのような小さなお店です。
(Sea Table店主・梶原正美さん)
「私、実家が漁師で直接地魚を全部仕入れている」
基本的にひとりでお店を切り盛りしているママさん。漁師をやっている家族から、その日獲れたものを直接仕入れるので、メニューはその都度違います。取材日のメニューは4種類で、運よく美希さんも食べたというタイワンガザミが入ったとのことで、数量限定のカニのクリームパスタを注文することができました。
パスタには、カニの身がたっぷり入り、贅沢!濃厚なクリームが麺に絡み、カニの旨味がしっかりと染み込んだ味です。
(Sea Table店主・梶原正美さん)
「(パスタに乗っている)このオレンジ色のは内子です。メスのカニの卵巣」
内子は期間限定の貴重な珍味。漁師から直接仕入れるここならではの一品です。ここで、松本アナが到着した時に気になっていた、小さな看板にしている理由について尋ねました。
(Sea Table店主・梶原正美さん)
「気付かないようにワザとしてる。天然の食材で料理しているので、数に限りがある。ない時は全くないので」
海でとれたてのおいしいものを届けたいという、ママさんの思いが詰まったお店でした。
昼だけでなく夜も絶景!朝熊山展望台から伊勢市街を一望
続いて、近鉄宇治山田駅近くにある「まんぷく食堂」で聞き込み。一昨年、伊勢のソウルフード「からあげ丼」を取材した当時のことを覚えてくれていた店長とお店の方に、とっておきを聞いてみました!
(まんぷく食堂店長・鋤柄大平さん)
「朝熊山の展望台。壮大。『何も考えんと大きく生きろ』って空に言われとる感じになる」
昼だけではなく、夜景もオススメとのことで行ってみることに!昼はキレイな絶景が見られたり、フォトスポットで記念撮影を楽しんだりできます。夜も伊勢市街地の光が一望でき、違った表情を見せてくれます。
伊勢市の地元の人のみぞ知る、とっておきスポットに行ってみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」1月12日放送より