砂浜に巨大な吹き出し!「エールオブジェ」があったのは朝ドラのロケ地にもなった場所!?
息を飲むような絶景や、写真映えするグルメなど、東海エリアには“いいね”がもらえる写真スポットが目白押しです。1枚の写真を手掛かりに、写真と同じスポットに行き、同じ構図で写真を撮るのが「いいね!写真ハンター」です。CBCアナウンサーの松本道弥(以下、松本アナ)が街中で聞き込み、写真スポットを探し出しました。
映えスポットが多い佐久島と予想!フェリーが出る一色漁港へ
今回探し出すスポットの写真は、海辺にある特徴的な白い形の造形物と「#エールオブジェ」というハッシュタグ。この写真を見た松本アナは、様々なオブジェが設置された、アートによる島おこしで有名な佐久島にあるのではないかと予想します。
その予想を確かめるべく、名古屋市中区の繁華街・大須で「映え写真」が好きそうな人に狙いを定めて聞き込みを開始すると、すぐに有力情報が!
(2人組)
「海だよね?この前、テレビでやってた。どこの島だったかなぁ…小さい島」
松本アナが予想した佐久島の可能性が高まったかと思われましたが、その後の聞き込みでは、篠島や日間賀島など意見がバラバラです。根気強く聞き込みを続けると、決め手になる情報が出てきました。
(女性)
「佐久島。(Q何で佐久島?)見たことあったから。(Q何で見た?)インスタ」
映え好きだという女性が、SNSの投稿で佐久島にあることをチェック済み!さっそく佐久島へのフェリーが出る一色港へ向かい、港から25分ほどで佐久島に到着しました。
島の住民に口々に「知らない」と言われ、振出しに…
佐久島に到着し、島の海沿いを捜索しながら写真と同じスポットを探します。佐久島で最も有名なオブジェの一つ、「おひるねハウス」で余裕の笑顔で記念撮影をする松本アナ。この後、この笑顔が絶望に染まることになるのです…。
島をくまなく捜索するも、写真と同じスポットが見当たりません。海岸らしい場所がないのです。そこで、佐久島の住民に聞き込みをすることに。
(島民のお母さん)
「え?そんなのあるの?(Q見たことはある?)私はないです」
その後、通りかかった島の清掃ボランティアの人たちも、佐久島で見たことがないと証言。予想は大外れとなり、いったん一色漁港に戻りました。ヒントがなくなった松本アナは、漁師さんなら海に出た際、陸側のオブジェを見ているかもしれないと考え、一色漁港にいた漁師さんに尋ねます。
(漁師)
「外海だもん、太平洋側。豊橋とかそっちの方」
外海(そとうみ)とは、陸に囲まれていない海のこと。愛知県では太平洋が外海に当たります。漁師さんによると、写真の水平線に陸地が見えないこと、波の立ち方が外海っぽいことから太平洋側にあるのではと断定しました。さらに、長年の勘から写真の砂浜が渥美半島っぽいといいます。
豊橋から太平洋沿いの海岸を一つずつ探せば、見つかるのではと提案され、その案を採用することになりました。
海岸をローラー方式に捜索!ついに地元のサーファーから答えが!
豊橋市の海岸から田原市の海岸までローラー作戦を決行することになり、最初の細谷海岸、次の小島海岸、小松原海岸と探しますが見当たりません。この時点で午後5時25分、夕暮れまであとわずかです。最後の望みをかけて、サーフィンをやっている人に聞き込みをすることに。
(地元のサーファーさん)
「(Qこの写真のエールオブジェを知っている?)伊古部。伊古部海岸。今なら夕焼けに間に合う!急げ!早く!」
小松原海岸から車を走らせること10分、ついに「伊古部海岸」で、エールオブジェを発見!某局の朝ドラのロケ地となったことを記念し、設置されたそう。
暗くなる前に同じ写真を撮影するため、海岸にいた愛知県と静岡県から誕生日旅行に来ていた友達グループの1人にモデルを頼み、暗くなるギリギリで無事写真の再現に成功しました。
CBCテレビ「チャント!」9月29日放送より