岐阜県瑞浪市と恵那市にまたがる小里川ダムの湖畔に位置し、日本最大級の木製水車が目印の道の駅「おばあちゃん市・山岡」。恵那市山岡町の県道33号線沿いにあり、年間50万人が訪れる人気スポットです。そんな道の駅の魅力を名古屋セレブマダムが徹底調査しました。

期間限定の秋みょうがを丸ごと甘酢漬けにして寿司で販売

名古屋のセレブマダム・服部由奈さんは、名古屋・東京で美容スパなどを展開する美容家。美を追求し続け20年、“体によいものを”と日頃食べるものには超が付くほどこだわっています。

入口すぐの場所にある青果コーナーでは、朝採れの果物や野菜を生産者のおじいちゃん、おばあちゃんが直接届けています。つまりセレブマダムにとって、道の駅はいわば“オーガニック天国”なのです。

今の時期並んでいるのが、秋野菜のかぼちゃ。ヘチマ形のバターナッツなど旬のかぼちゃが約6種類お値打ち価格で販売されています。

他にも、山岡町ではみょうががたくさん採れます。8月から秋に花を付ける秋みょうがは、夏のものよりぷっくり大きいのが特徴。そんなみょうがを使ったおばあちゃん市の名物がみょうが寿司です。

甘酢に漬けたみょうがとサーモン、ふきの煮ものを酢飯にのせてみょうがの葉で包んだ期間限定の「みょうが寿司」。土日は100パックほど販売していますが、夕方までに完売することもあります。

（セレブマダム・服部由奈さん）
「すごくおいしい。私、甘酢大好きなんですけど（みょうがが）シャキシャキでおいしいです」

大きなみょうがを丸ごと食べられるボリュームにセレブマダムも大満足でした。

手間をかけて手作りする昔ながらの「栗おこわ」

そもそも「おばちゃん市・山岡」は、高齢者の生きがい作りの場所としてスタートしました。　　

おばあちゃんたちが手間をかけ作る昔ながらの手作りのお惣菜や料理が名物となっており、厨房で手作りしているこの時期の名物は恵那産の栗を使った「栗おこわ」。

秋の恵那市といえば、特産品の“栗”。大きな栗がたくさん入った栗おこわは大人気で、土日は100パックほど販売。愛知県岡崎市などの遠方から買いに来る人もいます。

他にも“あがり”というお菓子がおすすめです。味が濃厚な完熟の栗を使った栗きんとんを生地で包んで揚げている揚げまんじゅうは『他では見たことがない』と買っていく人続出の注目の栗菓子。

セレブマダムはおばあちゃんが並べていたおはぎに注目。

（セレブマダム・服部由奈さん）
「私、おはぎ大好き」

山岡町に住む佐々木美代子さんは、自宅の工房できなこ、あずき、黒ごまの3種類のおはぎを作っています。

岐阜県産のもち米とうるち米を使用し、保存料など一切使わず毎朝手作り。昔ながらのノスタルジックを感じてもらいたいと話す佐々木さんの言葉に、セレブマダムもうなずいていました。

自家製ハーブ水と天然酵母を使ったパンを毎日焼き上げて販売

パンを作り続けて35年の市川並三さんがパンを運んできました。新作・レモンのあんパンをはじめ、菓子パンを6種類、ビール酵母を配合した食パンはプレーンタイプと、香ばしい雑穀米が入った2種類販売。

自家製のハーブ水と天然酵母を使い、前日から12時間発酵。菓子パン約50個、食パン10本を奥様とほぼ毎日作っています。

（セレブマダム・服部由奈さん）
「（レモンあんパンを）ちぎってみると、もうレモンの香りが。おいしい」

レモンあんのおいしさだけでなく、小麦の風味もしっかり味わえるパンに舌鼓を打ちました。

併設の食事処“みはらし茶屋”では、生産量全国一位の細寒天をラーメン仕立てにした「寒天らーめん」に、地元産の旬の野菜をふんだんに使ったおかずとちらし寿司など4種類から選べる「おふくろの味定食」なども食べられます。

食パンやおはぎなど合わせて15品を買い、セレブマダム大満足のお値打ちツアーになりました。

CBCテレビ「チャント！」10月7日放送より