2月22日、東京スカイツリー(東京都墨田区)のエレベーターに20人が閉じ込められる事故が起こりました。施設を運営する東武タワースカイツリーはエレベーター総点検のため、翌23、24日を臨時休業としました。24日に放送されたCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーがこのニュースを基に「もしもの時」について考えました。観光施設で2012年開業の東京スカイツリーは、高さ634mの新しい東京のランドマークです。自立式電波塔としては世界一の高さを誇り、ギネスブックにも登録されています。いつにもまして賑わいを見せる3連休の中日、観光客も多く訪れるこの場所で起こった事故。何の前触れもなくエレベーターが緊急停止し、乗っていた20人が閉じ込められました。駆けつけた消防や警察などによる救助が完了したのは、日付も変わった23日午前2時過ぎのこと。乗客は5時間半にもわたって、エレベーターの中で救助を待つことに。原因はいまだ不明。施設は「再発防止を図り、管理体制の強化に勤める」とコメントしています。狭さと暗闇と寒さとつボイ「行ったことある人は特に驚きですよね」国内外ともに人気の高い観光名所での事故は、人々にショックを与えました。それだけでなく、閉じ込められた人たちの状況は過酷なものでした。小高「立ちっぱなしでも結構なぎゅうぎゅう詰めで、座ったら本当に身動きが取れないような、おしくらまんじゅう状態だったと思います」エレベーターは縦横約2mと、さほど広くありません。小高「ものすごい恐怖ですよね。いつここから脱出できるのかがわからない」つボイ「中に充満した人々の苦痛や苦悩は想像以上のものだったと思います」幸い、救助された乗客の中に体調不良やけがを訴えた人はいなかったようです。生理現象の問題それに加えてもう一点、つボイが大きな問題を指摘。つボイ「これはトイレが大変だったのではないでしょうか」昨年話題になった映画「国宝」。上映時間の3時間を耐えるのも難しかったというつボイは、乗客らのトイレ問題を心配します。小高「直前に行ってたとしても6時間ですからね。なんならエレベーター降りたら行こうと思ってた人もいたかもしれないですよね」幸いなことにエレベーター内には、非常用の水や簡易トイレ、ブランケットなどが備え付けられていたとのこと。小高「最近よく、エレベーター内に椅子が置かれているじゃないですか。あの中にそういったものが入っているんです」エレベーター内に設置された椅子は移動時間や待ち時間による負担を軽減するための配慮で、特に高齢者やけが人、妊婦などの立っているのがつらい利用者にとって大きな助けとなっています。近年はそういった椅子の中に非常用の備品を設置している施設も増えているようです。再発防止に向けてつボイ「でも、20人分ちゃんとあったのかな?それに仮に簡易トイレがあったとて、その状況でできるのか?という話ですよね」小高「そういうところも全て含めて、本当に大変だったと思います」つボイ「そもそもどうして救助に6時間もかかったのか、というところですよね」今回の事故に関しては原因がわからなかったことで救助に時間がかかったとも言われています。実はスカイツリーでは、過去にも2015年と2017年の2回、今回同様にエレベーターが緊急停止して乗客が閉じ込められるというトラブルが起こっていました。そのうち2017年の事故に関しては原因の特定に至らなかったとのこと。原因を究明・解決した上での再発防止が望まれます。(吉村)