身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。ドクターは、日本医科大学耳鼻咽喉科学教授/医学博士大久保公裕先生かたやま内科クリニック院長/医学博士片山隆司先生東京都立多摩北部医療センター消化器内科副院長小泉浩一先生昭和大学呼吸器・アレルギー内科教授/医学博士相良博典先生北里大学大学院医療系研究科長教授整形外科医/医学博士高平尚伸先生東海大学医学部総合診療学系健康管理学領域主任教授/医学博士西﨑泰弘先生東京都市大学人間科学部教授学部長/医学博士早坂信哉先生横浜市立大学附属病院国際臨床肝疾患センター長/医学博士米田正人先生の8名です。今回のテーマは「〜お正月をゲンキに過ごす!〜名医に学ぶ健康の秘訣」初詣に行ったり、家族でゆっくり寛いだりと楽しいお正月。しかし、食べすぎや飲みすぎ、家にこもってダラダラなど、健康でない生活を送ってしまい正月明けから体調を崩してしまう事も…。そこで今回は、各分野の名医にお正月を健康に過ごすために気をつけるべき事を教えてもらいました。ドカ食い・ながら食い・気兼ね食いに注意!CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』豪華な料理がテーブルに並ぶお正月は、目や匂いの情報で食欲中枢が刺激されて「ドカ食い」になりやすいそうです。さらに、お酒を飲むとアルコールの働きによって満腹中枢が刺激されにくくなってしまうで、だらだらと「ながら食い」をしやすいのだとか。そして、お正月は実家やよそのお宅で接待を受ける機会が多く、お腹が空いていなくても気を遣って食べてしまう「気兼ね食い」で過食になりがちなので注意が必要だそうです。他にも注意が必要なのが、大皿料理や鍋料理。健康に無頓着だと食べる量が曖昧になってしまいます。一人分だけ取りそれ以上は食べないなど、過食に注意しましょう。生野菜を意識的に食べよう!お正月に食べる野菜は、おせち料理など煮物を多く食べる傾向にあります。煮物は、塩分や糖分が多かったり、ビタミンが水の中に出てしまったり加熱によって壊れてしまったりするため、意識して生野菜を摂る事が大事だそうです。便秘を防げ!消化器内科の先生によると、お正月は便秘に要注意!いつもと違う食事で生野菜を食べなかったり、身体を動かさないと腸が動かなくなったりする事があるそうです。特に便秘がちな人は食生活が変わる事で便秘がひどくなる事もあるのだとか。冬場はトイレでいきむ事で血圧が急激に上昇して脳出血につながる事もあり得るので、できる限りいつも通りの食生活をする事が大事だそうです。寝正月だと便秘になりがちなので、初詣に出かけるなど身体を動かす事もお忘れなく。薬の飲み忘れに注意!年末年始は、かかりつけ医がお休みになって薬をもらい忘れたり、帰省や旅行の際に薬を持って行くのを忘れてしまったりして長期間薬を飲み忘れてしまう事があるそうです。特に、脂肪肝の場合は糖尿病・高血圧・脂質異常症などを合併し薬を飲んでいる事が多いので、飲み忘れると危険な状態になってしまう事もあるのだとか。そのため、帰省や旅行に出かける場合は、しっかり確認をして普段通りにお薬を飲めるようにしましょう。また1日1回の薬でいつ飲めば良いか迷った場合は、食事と関係のない薬であれば昼の時間帯に飲むようにすると良いそうです。飲んだら入るな!入るなら飲むな!飲酒後にお風呂に入ると、血圧が下がりすぎる可能性があるそうです。お風呂で寝てしまうと溺れる可能性もあるので、飲酒後の入浴は危険なのだとか。そのため、お酒を飲むときは、先にお風呂に入ってから飲むようにしましょう。また、アルコールが残っている時にお風呂やサウナに入ると、脱水を起こす危険があるので要注意!二日酔いの時は水分を補給して休む事が大事だそうです。<先生直伝!二日酔いの対策>肝臓専門の先生によると、アルコールの分解には「大量の水」「ビタミンB1」「ビタミンC」が必要だそうです。そのため、水分補給とともにビタミンB1が豊富な食材(豚肉・全粒粉穀物・大豆・カリフラワーなど)や、ビタミンCが多く含まれている果物などを積極的に摂るように心がけると良いそうです。寝不足を避け免疫力UP!CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』免疫力に関わる、お正月に不足しがちなものが「睡眠」だそうです。お正月はお酒を飲む機会も増えるので睡眠が不十分になりがち。さらに、お酒を飲むと粘膜が腫れるので鼻詰まりを起こして口呼吸になりやすく、のどや鼻の粘膜が乾燥してウイルスに罹患しやすくなるそうです。そのため、十分な睡眠を心がけて眠っている間に自分の身体をリセットできるようにする事が大切だそうです。座りすぎでトラブル続出!お正月は、ずっと家の中にいたり、長時間の移動をしたりで座る時間が長くなりやすい傾向にあるそうです。長時間座っていると、筋膜・関節・筋肉が硬くなってしまうのだとか。さらに、長時間の移動などで同じ姿勢がずっと続くと「エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)」になる可能性もあるそうです。エコノミークラス症候群は、脚の静脈に血栓ができて詰まってしまう状態。血栓が流されて肺に詰まると危険な状態になることもあるため、注意が必要だそうです。<お正月の座りすぎ対策!「エコノミークラス症候群」予防エクササイズ>▼長めのタオルやゴムバンドを用意する▼タオルかゴムバンドを足先にかける▼足先を倒すように踏んづける▼2秒で1往復のリズムで踏んづける・緩めるを1分間繰り返す車や飛行機の移動など長時間座り続ける場合には、20分ごとに1分間行うと効果的だそうです。ぜひお試しください!RSウイルスが流行!冬場は、インフルエンザだけでなく「RSウイルス」にも注意が必要だそうです。子どもがかかりやすい感染症として知られていますが、大人も感染するのだとか。先生によると、60歳以上を対象としたワクチンが承認され、今後市場流通が開始される予定なので、基礎疾患を持っている方は積極的にワクチンを接種していただきたいとの事です。2024年を健康に過ごす「3つの食材」(1)アスタキサンチンを含む食材エビ・カニ・鮭・いくらなどの赤い色素を「アスタキサンチン」と言うそうです。アスタキサンチンには疲労の回復や軽減、運動時の筋肉の崩壊の抑制などの効果が期待できるそうです。(2)スルフォラファンを含む食材ブロッコリースプラウトや、キャベツ・大根・わさびなどのアブラナ科の野菜に含まれているスルフォラファンは、先生の研究で軽度の肝機能障害を改善したり、睡眠の質を良くしたりする事がわかってきたそうです。(3)黄色えんどう豆日本ではあまり馴染みのない黄色えんどう豆は、北欧やギリシャなどでスープやサラダとして食べられてきた伝統的な食材だそうです。先生がお勧めするのは、その黄色えんどう豆の皮や芯まで全部使ったパスタ。豆なので、たんぱく質や食物繊維が豊富で糖質が低く、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果が期待できるのだとか。また、小麦に含まれるグルテンが体質に合わない方でも食べられるそうです。(※小麦アレルギーの方は医師にご相談の上でお召し上がりください)(2023年12月31日(日)放送CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)