蚊に刺されたときの応急処置<間違った応急処置>・爪でバッテンを作る・酢を塗る・石鹸で洗う・温める爪でバッテンを作るのは、一時的にかゆみを痛みで紛らわす事ができますが、肌が傷つくとトビヒや感染症の危険があります。また、温めると末梢の毛細血管が拡張し、血流が増加。かゆみが増してしまいます。<正しい応急処置>・冷やすかゆみや腫れは、蚊が血を吸う時に注入する唾液に対するアレルギー反応です。蚊に刺されたときは、保冷剤などで冷やしましょう。アレルギー反応の熱を冷ます事で、かゆみを抑えられます。掻きむしるとかゆみが長引く事もあるので、かゆみを抑え、掻かない事が大切です。~足のニオイがキツイと刺されやすい!?~足の汗には、「イソ吉草酸」という蚊の大好きなニオイ成分が含まれています。そのため、たっぷり汗をかいた後は要注意。野外レジャーの際には、足裏のケアと虫除けスプレーをお忘れなく。ハチに刺された時の応急処置<間違った応急処置>・おしっこをかける・口で毒を吸い出す尿をかけてもハチの毒を中和する事はできません。また、体内に毒が入ってしまう危険があるので、口で毒を吸い出す行為は絶対にやめましょう。<正しい応急処置>・手で毒を絞り出す手で刺し傷を絞るようにして毒を出します。その後、水道やミネラルウォーターで洗い流しましょう。また「ポイズンリムーバー」という毒を吸い出す道具もあります。ハチ以外の害虫や、ヘビに噛まれた時にも効果を発揮しますので、レジャーのお供にぜひ。~もしもスズメバチに遭遇したら?~7月に入るとハチの活動が活発化。巣を守るため、神経質になり攻撃性が増すと言われています。重要なのは、最初の1匹目への対処。身の回りをまとわりつくように飛び始めたら、すでに攻撃一歩手前です。遭遇したら、しゃがんでゆっくりと後ずさりしましょう。巣から遠ざかるように5m~10m以上離れるようにしてください。ハチは素早い動きに反応して攻撃してくるので、手で払ったり、走って逃げたりすると攻撃してくる危険があります。命に関わるので、くれぐれも慎重に対応してください。傷の応急処置<間違った応急処置>・止血のためにタオルなどで縛る腕などを切ってしまったとき、タオルなどで縛って止血する行為は、絶対に行わないようにしましょう。医療行為としては正しいですが、知識と訓練が必要です。<正しい応急処置>・傷口を手や指で挟むように圧迫する傷口を水で洗って清潔にし、手や指でしっかりと圧迫してください。感染症予防のため、応急処置の際には血液に直接触れない事が大切です。使い捨ての手袋がなければ、レジ袋で代用できます。倒れている人を見かけたときの救命処置<胸骨圧迫による心臓マッサージのポイント>・胸の真ん中に手を置き、もう一方の手を重ねる・両ひじを伸ばし垂直に体重を掛け、5cm程度押し下げる・1分間あたり100~120回のテンポで30回続ける・救助者は傷病者の片側に。両ひざをついて行う<AEDの使い方>・フタを開け、音声メッセージに従って操作する(※機種によっては電源を入れるタイプがあります)・電気ショックが必要かどうかもAEDが判断してくれますAEDを使うと、使わない場合と比べて救命率がおよそ6倍も上昇します。日本赤十字社や消防署などでAEDの講習会が実施されているので、万が一に備えてぜひ受講しましょう。