2021年、男子ゴルフの最高峰「マスターズ」を日本人で初めて制覇した松山英樹も和合を沸かせた1人だ。2013年の第54回中日クラウンズ、松山は当時21歳、プロ転向3戦目だった。ハイライトは最終日、ワンオンも狙える16番パー4。松山が握ったのはドライバーだった。ワンオンするには林を越えなければいけない。力強いスイングから放たれたボールは林を超え、グリーン右手前のバンカーに入った。松山英樹選手(C)CBCテレビそこからカップ近くにまで寄せ、見事バーディを奪った。果敢に攻める姿勢にギャラリーからは大きな拍手が起こる。これで首位とは1打差に迫った。しかし続く17番でまさかの3パット、ボギーで一歩後退。松山英樹選手(C)CBCテレビそれでも18番のバーディパット。ボールが蛇のように曲がっていく“スネークライン”を見事読み切りカップへと沈め、大きなガッツポーズを見せた。松山英樹選手(C)CBCテレビ後続組の松村道央が1位を守り切り、王冠にはあと一歩届かなったが、大器の片りんを見せつけた松山。今年は誰が和合を沸かせるだろうか。松山英樹選手(C)CBCテレビ◆第54回中日クラウンズ(2013年)強風と硬いグリーンという条件で予選通過ラインが大会史上ワースト2位の10オーバーに達したこの前週、プロ転向2戦目で優勝した松山英樹は2日目にトップに立つも最後は惜しくも2位に終わり、史上初のルーキー2週連続優勝とはならなかった