TBS系朝の情報番組『THE TIME,』の中継コーナーに、CBCテレビの若狭敬一アナウンサーが登場。三重県から「お菓子街道」を紹介しました。

若狭アナが訪れたのは伊賀市。伊賀上野城から南に歩いて10分ほどにある旧大和街道から中継です。忍者装束で登場した若狭アナは「忍法VTRの術」で城下町を紹介。伊賀の町は飛鳥時代からあるとされ、江戸時代に松尾芭蕉が29歳まで過ごした「芭蕉翁生家」など、現在も数多くの古い建物が並んでいます。町のいろいろな所に忍者を描いた壁画があり、写真スポットとして観光客に人気です。

歴史を感じる旧大和街道ですが、お祝い事にお菓子を振舞う習慣がさかんだったことから、多くの和菓子店が軒を連ねているのも特徴。今は「お菓子街道」とも呼ばれています。

伊賀上野観光協会などで販売している「城下町お菓子街道食べ歩きシート」のパンフレットを取り出した若狭アナ。「小さすぎて見にくい？」とスタジオに問い掛けた後、返事を待たずに「忍法巨大化の術！」とポーズ。爆発音と共に拡大したパネルを取り出しました。シートには、忍者の携帯食と言われる「かたやき」などの名店が紹介されていて、各店舗のお菓子と交換できるクーポンが付いています。

歩いていく若狭アナを出迎えたのは、伊賀上野城のマスコットキャラ・た伊賀ーくん。城主・藤堂高虎の「虎」と地名の「伊賀」をかけ合わせたキャラクターです。た伊賀ーくんが案内してくれたのは、1938年創業の老舗和菓子店「御菓子司おおにし」。店内に入ると、たくさんの和菓子が並んでいます。

若狭アナは、店主の大西彌恵さんにクーポンを渡し、名物の「鬼屋敷最中」を受け取ります。鬼屋敷最中は、伊賀市の上野天神祭で歩き回る鬼の姿に形が似ているため、地元の人には「ひょろつき鬼」と呼ばれ、親しまれています。

若狭アナは食リポを開始。「口の中の水分をあまり持っていかれない！あんこと皮を馴染ませて時間をおいているから、全体的に一体感があってしっとりしている！しっかり甘い！散策にぴったりです！」と舌鼓です。

最後は、若狭アナの私物のドラゴンズ帽子を被ってくれた大西さんと共に「ぜひ、城下町お菓子街道に訪れてください！」と手を振って中継を終了しました。

（6月30日（金）放送TBS系『THE TIME,』より）