CBCの若狭アナが愛知県から100年以上の歴史を持つ謎の洋食料理「ミヤビヤ」を紹介!
TBS系朝の情報番組『THE TIME,』の中継コーナーに、CBCテレビの若狭敬一アナウンサーが登場。愛知県から、知る人ぞ知る洋食料理「ミヤビヤ」を紹介しました。若狭アナが訪れたのは武豊町の洋食店「享楽亭」。大正元(1912)年創業で、店主・中川宗久さんは3代目です。
ミヤビヤは、100年以上の歴史を持つ洋食料理ですが、提供している店は東海地方でも数店舗。地元の人でも食べたことがない人も多い知る人ぞ知るメニューです。享楽亭の他、岐阜市の「あじろ亭」(明治40年創業)、三重・津市の「中津軒」(明治44年創業)など、老舗の洋食店で提供していますが、明治42年創業の名古屋市の「勝利亭」は2019年に閉店しました。長い歴史がありながら、どこが発祥かも分かっていない謎のグルメで、お店によって呼び方もミヤベヤだったり、メアベヤだったり微妙に違います。
中川さんからお借りした初代の店主が書いたと言われているレシピ帳には「大正10年」と明記されています!中には、ミヤビヤのレシピが漢字とカタカナで細かく書かれています。 若狭アナとスタジオの面々がどんな料理か想像している間に、チキンミヤビヤが完成。炒めたタマネギと鶏肉の真ん中に玉子を落として蒸しています。中川さんによると、味付けはデミグラスソースとケチャップだけとのこと。
若狭アナは卵をかき混ぜ、食リポを開始。「最初に、大きめのシャキシャキのタマネギの甘味を感じます。鶏肉はジューシー。案外、ケチャップの酸味は抑え気味で、デミグラスが効いている。玉子との相性がいいですね!」と味を伝えます。そして「チキンライスやオムライスっぽいかなと思っていましたが、一番近いものはハヤシライスです!」と笑顔を見せました。
CBCが調べたところ、ミヤビヤを提供する店舗は減っているかと思いきや、逆に増えていました。愛知・津島市の「和洋食 三すじ」、名古屋市の「創作料理アランチャ」など、メニューが復活した店、新たに提供を始めた店もあり、5店舗で食べることができます。100年グルメ「ミヤビヤ」、まだまだ味わえそうです! スタジオからは「日本の街の洋食屋さんが、いかに偉大か!100年を超えている店は、世界で見てもなかなか無い。どうか長く商売を続けてください!」とエールが送られました。
(5月30日(火)放送TBS系『THE TIME,』より)