TBS系朝の情報番組『THE TIME,』の中継コーナーに、CBCテレビの若狭敬一アナウンサーが登場。岐阜県から秋の風景と味覚を楽しめる「きのこ列車」を紹介しました。

　若狭アナが訪れたのは恵那市。快晴ながら空気が冷たい朝の天気を伝えると、スタジオからは「ドラゴンズの応援番組を担当しているので、今日のドラフト会議は気が気じゃないと思いますが、ドラフト会議の当日は、あまり外出しちゃいけない決まりがあるんでしょ？」との質問。若狭アナは「私がCBCの社内でじっとしていると、ドラゴンズのドラフトがうまくいく言い伝えになっています。今日は外出しちゃっているので、ドラゴンズファンはザワザワしていると思います」と答えましたが「大丈夫です！」と力強い笑顔を見せます。

　今回は「明知鉄道」の車内から生中継。若狭アナは運転席横の車両の先頭で、なぜか「Choo Choo TRAIN」を踊りながら鉄道を紹介。「明知鉄道は1985年に設立。恵那市を走る1両編成のかわいらしいローカル線です。地元の方々の通勤通学の足として今もなお現役で活躍しています。車窓から見える景色が、実にゆっくりとしております」と解説します。この日は、普段走っている線路ではなく、車庫をつなぐ120メートルの線路の上を時速10キロで往復しながらの中継。ホームに到着すると、運転手の遠山さんが、車両の反対側の運転席に移動し、再び運行してくれます。

　車窓に秋の風景が流れる中、テーブルの上には料理が並んでいます。列車の中で秋の味覚を味わえる「きのこ列車」は、1996年から始まった企画列車。毎年9～11月の3か月間、のどかな秋の風景を楽しみながら、きのこ尽くしの料理がいただけます。1日フリー切符（おみやげ付）で大人5000円、子ども2800円。期間中には約5000人が利用する大人気の列車です。

　若狭アナが炊飯器を開けると、おいしそうなきのこの炊き込みご飯。炊き込みご飯はおかわり可能です。「いい香りがしてきます！松茸、舞茸、エリンギが中に入っています。そのほかにも土瓶蒸し！ロージ茸の醤油和え、アミ茸の柚子大根のせ、大きな舞茸の天ぷらもあります」とメニューを紹介すると、スタジオは「きのこ尽くしだ！」「秋だなあ」と興味津々です。

　若狭アナは座席について試食開始。「松茸も舞茸もエリンギも、シャキシャキ感が残っていて、醤油ベースのダシときのこの風味がしっかりとお米にしみ込んでいます！香りもいいですね」と絶賛です。すると車両はホームに到着し、遠山さんは再び反対側の運転席へ。遠山さんにお礼を言いつつ、若狭アナは土瓶蒸しを堪能。「スダチのいい酸味と松茸の香りが最高です！」と目を細め、「今日も46人の予約が入っている明知鉄道きのこ列車からでした！」と笑顔で中継を終えました。

　中継を終えた若狭アナは、ドラフトへの期待を胸に沖縄に飛び立とうとしましたが、スタッフらによりCBC社内に連れ戻されました。

（10月20日（木）放送TBS系『THE TIME,』より）