丹古母鬼馬二【スジナシ】まるで文学作品。脚本なくとも澱みないセリフ 「青は藍より出でて…」 情感深い展開に鶴瓶が驚嘆
【2000年3月22日初回放送】
今回のゲストは丹古母鬼馬二(たんこぼ きばじ)。数々のドラマや映画を経験している丹古母だが意外にもアドリブは未経験だという。
そしてこの2人に用意された即興ドラマの設定は、ある資産家(笑福亭鶴瓶)の家に見知らぬ男が訪ねてきたである。
スタジオには資産家の書斎が用意され、丹古母が鶴瓶の登場を待っているところからのスタートとなった。丹古母は、資産家の豪華な書斎には不似合いな格好。何故、この男がいるのだろか。
ドラマがスタートすると、悪役のスペシャリストの丹古母は、その一面をみじんにも見せない静かな語りと、ストーリー展開で勝負をかけてきた。このペースに驚きを隠せない鶴瓶であったが、丹古母はその隙をつくかのように物語を進めていくのだ。そして、鶴瓶は応戦一方になりながらも、終わってみると丹古母の人生観をかけたかの、文芸大作となったのである。
番組紹介

笑福亭鶴瓶とゲストがその日に知らされるセットの中で、台本(=スジ)ナシ・打合せナシ・NGナシのぶっつけ本番で“即興ドラマ”を演じるバラエティ番組「スジナシ」。1998年にCBCテレビで放送を開始し、2011年からは番組名を「鶴瓶のスジナシ」に。進行役にフリーアナウンサーの中井美穂さんが加わりました。その後、2014年に番組は終了し、現在は定期的に舞台公演が開かれています。
その魅力は、意外なストーリー展開や、想像を絶する結末など、台本が無いからこそ生み出される多様なドラマ。お互いの意思が上手く通じ合ったことで生まれた名作や意思の疎通が出来なかったことで生まれた快作…絶対に先がよめないハラハラドキドキ感で多くの人の支持を得てきました。
そんなスジナシの名作・傑作選がYouTubeにて再び楽しめることになりました。毎週金曜20時に1話ずつ追加されていきます。是非ご期待ください。