片桐はいり【スジナシ】常連客の不器用なプロポーズに店員は…!?
【1999年11月24日初回放送】
今回のゲストは個性派女優「片桐はいり」二人は過去に共演したことがあるという。片桐は舞台などの経験は豊富だが、留守番電話のメッセージも声が震えてしまうほどの緊張体質で、今回も非常に緊張した様子でスタジオに入った。
この2人に用意された即興ドラマの設定は、食堂の店員(片桐はいり)と客(笑福亭鶴瓶)。スタジオには食堂が用意され、いくつかのテーブルと椅子に厨房がある。メニューが書かれた張り紙は色あせ、どこか懐かしい食堂といった感じである。
ドラマは片桐が1人で店番をしているところに客である鶴瓶が入るところからスタートした。客のいない定食屋で、なんと片桐は居眠りをしており鶴瓶に起こされる。席についた鶴瓶は数種類のお総菜を取り、ご飯の「小」を注文するが片桐の持ってきたものは…。片桐の突拍子もない行動と発言に鶴瓶は驚くばかりであった。
客のいないこの定食屋は、立ち退きにがんとして反対していた。また「なぜ、客がこないのか」「どうしたら客が来るのか」片桐に教える鶴瓶だったが、うまくいかない様子である。
ドラマの終盤では、鶴瓶が片桐にプロポーズすることに…。
2人はどんなドラマを作りあげたのであろうか。また、表情だけでなく、全身で演技する片桐にも注目したい。
番組紹介

笑福亭鶴瓶とゲストがその日に知らされるセットの中で、台本(=スジ)ナシ・打合せナシ・NGナシのぶっつけ本番で“即興ドラマ”を演じるバラエティ番組「スジナシ」。1998年にCBCテレビで放送を開始し、2011年からは番組名を「鶴瓶のスジナシ」に。進行役にフリーアナウンサーの中井美穂さんが加わりました。その後、2014年に番組は終了し、現在は定期的に舞台公演が開かれています。
その魅力は、意外なストーリー展開や、想像を絶する結末など、台本が無いからこそ生み出される多様なドラマ。お互いの意思が上手く通じ合ったことで生まれた名作や意思の疎通が出来なかったことで生まれた快作…絶対に先がよめないハラハラドキドキ感で多くの人の支持を得てきました。
そんなスジナシの名作・傑作選がYouTubeにて再び楽しめることになりました。毎週金曜20時に1話ずつ追加されていきます。是非ご期待ください。