『うちのお父さん』貫地谷しほり(スジナシ)
「うちのお父さん」
今回のゲストは貫地谷しほりさん。貫地谷さんは入ってくると「宜しくお願いします」とハスキーな声で挨拶。鶴瓶さんが「どうしたんですか?」と聞くと、貫地谷さんは「昨日カラオケ行っちゃいました」と可愛らしい答え。貫地谷さんは一人暮らしをされているらしく「洗濯物が好きです」と家庭的な一面も見せた。スタートは鶴瓶さんが板付き、貫地谷さんはフレームイン。
貫地谷は勢いよく入ってくると「居たもう!!なんで勝手に入ってきてんの!?」と仕掛ける。鶴瓶がジャケットを着ているのを見ると、貫地谷は「それコウちゃんのじゃん!!加齢臭つくから!!」と取り上げる。鶴瓶は鍵が開いている窓から入ってきたらしい。まるで空き巣だが、一応面識はあるようだ。二人の関係はまだ分からない。
貫地谷はコウちゃんと交際をしていて、現在同棲中。鶴瓶は「コウチャンは俺のこと知ってるのか?」と聞くが、貫地谷は「どういう意味?」と半笑い。どうして半笑いで答えたのかはまだ分からないが、コウちゃんは鶴瓶のことを知らないらしい。それを聞いた鶴瓶は「はよ子供作って結婚して、俺とも付き合ってくれ」と言う。鶴瓶は貫地谷の浮気相手になったようだ。貫地谷は「結婚して欲しいの?」と驚いている。しかし鶴瓶にも妻が居た。貫地谷が結婚してくれた方が、楽な気持ちで浮気できると考えているようだ。鶴瓶は、昨日も妻とケンカしていた。浮気を疑われていたが、鶴瓶は「お前のことが好きやから会いに来たんや」と想いを伝える。
アタックし続ける鶴瓶であったが、貫地谷からまさかの発言が。貫地谷は「私、高校のときお父さんの携帯見たことあるよ」と言う。鶴瓶は浮気相手ではなく、父親だったのだ。浮気相手として発言していただけに、鶴瓶は驚きを隠せない。そんな鶴瓶のことなど露知らず、貫地谷は浮気がばれてしまう理由を指摘する。貫地谷によると、もっとも大きな原因は『携帯の電話帳に誰も登録しないこと』のようだ。ここから鶴瓶は父親。
鶴瓶は「何でそんなこと言うねん!!」と、携帯を見られたことをよく思っていない。鶴瓶は「親なめとるやろ!!金ないからって男の家に転がりこみやがって!!」と言う。父親として、貫地谷のことが心配でしょうがないのだ。鶴瓶は定期的に貫地谷のところに来ていたが、それは妻に秘密にしていた。鶴瓶は貫地谷の電話番号も登録していないので、妻は浮気をしていると思っていたのだ。貫地谷は「登録してよ」と言うが、鶴瓶は「バレるがな」と本当の浮気がばれるのを恐れている。それを聞いた貫地谷は「最低」と厳しい一言。
鶴瓶は「早く結婚しろよ」と娘が心配でしょうがない。しかし貫地谷が結婚に踏み込めないのには理由があった。鶴瓶の浮気などもあり、鶴瓶夫妻は不仲。それを見ている貫地谷は、結婚へ踏み込むのが怖いのだ。鶴瓶もそのことを気にしていた。貫地谷が家を出てから、夫婦の不仲は深刻になっていた。鶴瓶は「お前が居ないから上手くいかないんや・・・戻ってきてくれ・・・」と言うと、コウちゃんも連れて実家に帰ってくるように提案する。それを聞いた貫地谷は「このままじゃコウちゃんに紹介できないよ」と真剣な顔つき。鶴瓶は下を向き「じゃあどうしたらいい?」とショックそうに聞くと、貫地谷は「ちゃんとママと向き合って」と答える。鶴瓶は家にあまり帰っていなかった。貫地谷は「帰って来ないとどれだけ寂しいか分かる?」と諭す。そんな夫婦を見ているから、貫地谷は自信がもてない。鶴瓶は「分かった、やり直す」と力強く答えると、貫地谷は「今度来るときはちゃんとしてきてよ」と鶴瓶を応援。ここで中井さんのOKコール。
浮気相手として話を進めていた鶴瓶さんであったが、貫地谷さんの発言で立場が全く変わった。鶴瓶は「付き合って」や「好き」とアピールはしていたが、貫地谷さんは完全にスルー。貫地谷さんの中では、鶴瓶さんは父親だったようだ。普段から父親から「好き」と言われているそうで、言われても違和感がなかったらしい。鶴瓶さんの発言が気にならないほど、役に入り込んでいた貫地谷さん。鶴瓶さんは貫地谷さんの演技を大絶賛した。