とにかく救急車を呼ぼう!知っておきたい脳梗塞の前触れ
サンドウィッチマンの伊達みきおさんが脳梗塞のため活動を休止しています。幸い大事にはいたらず現在入院治療をうけ、回復に向けリハビリ中です。『東洋経済オンライン』の記事「サンド伊達さん公表で注目 脳梗塞で知っておくべき"顔・腕・言葉に表れる前触れ"と、予防可能な"10の危険因子"」によれば、脳梗塞には前触れとなる症状があるそうです。9月11日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では、この記事を基に北野誠と氏田朋子がトークを展開します。
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脳梗塞は、何らかの理由で脳の血管が詰まって、酸素と栄養の供給が途絶えることで脳細胞が傷つき、死んでしまう病気です。
現在脳血管の疾患で治療を受けている総患者数は188万4000人。そのうち脳梗塞が131万2000人ということです。
記事によれば、脳梗塞は1分1秒でも早い治療が必要で、医師の間では「タイム・イズ・ブレイン」(Time is brain.)。というフレーズが使われるそう。
まさに時は脳なり。異変を感じてから病院に着くまでが早ければ早いほどいいということを表しています。
FAST
脳梗塞の前触れとなる症状が「FAST」という言葉でまとめられています。
Fはface顔、顔の片側がだらんと下がる。イーと口角をあげると普通は左右対称になるのが非対称になる。
Aはarm腕。両腕を前にあげて目を閉じると、片方が力なくだらんと下がってしまう。
Sはspeech言葉。呂律がまわらない、言葉が出ない。相手の言うことが理解できない。
ちなみにサンドウィッチマンの富澤たけしさんによれば、仕事で集合した際に伊達さんが「なんかしゃべれねえんだけど」と訴えたことが、病院へ向かうきっかけとなりました。
TはTIME時間です。
顔がだらんと下がったり、腕がだらんと下がったり、呂律がまわらない、言葉が出ないときは迷わず発症時刻を確認して救急車を呼ぶことです。
“救急車”を呼ぶ
最も重要なのは、病院へ自家用車で行くよりも「救急車を呼ぶこと」だとか。
その理由は、救急隊員が脳梗塞を疑った場合、受け入れ先の病院が脳梗塞に対する対応をするため、着いたらすぐに治療に入れるからだそう。
また時間帯として朝は最も危ないとのこと。
起きて「FAST」の症状が出たら、躊躇なく救急車を呼ぶことが大事です。
脳梗塞の危険因子
脳梗塞には多くの危険因子がわかっています。
国際共同研究INTERSTROKEでは、10の危険因子を特定しています。
列記すると、高血圧、身体活動の不足、脂質異常、不適切な食事、肥満、心理社会的ストレス、喫煙、心臓疾患、飲酒、糖尿病です。
このうち最も気をつけるべきは高血圧。日頃から血圧を計っておくことが大事です。
年齢を問わず、普段から血圧はコントロールしておかなくてはいけません。
ちなみに血圧が高めの北野は、血圧の上昇を抑える効果のある胡麻麦茶を毎日飲んでいるそうです。
救急救命士
リスナーからもリアクションが寄せられました。
「前職が救急救命士で、救急車に乗っておりました。
救急隊員は救急車に乗るための教育で必ず、脳卒中の鑑別を教わります。病態を適切に判断してくれ、患者さんの症状を観察して適切な医療ができる病院を選定してくれます。
発症から4時間から6時間以内であれば、t-PA静注療法の適用になり後遺症も一気に減ります。おかしいと思ったら、すぐにみなさん救急車で病院に行きましょう」(Aさん)
まさに時間との勝負だとわかります。
前述したように、異常を感じたら救急車をすぐ呼ぶべきだというメッセージです。
北野「自分でなんとかしようというのはやめた方がいいですね」
くも膜下出血
「うちの夫は18年前にくも膜下出血で亡くなりました。朝、急に『頭が痛い。救急車を呼んで』と言いました。
すぐ搬送され、救急外来に運ばれても『痛い痛い』と言っていましたが、意識もはっきりしていたのに、それから何十分か経ったら『手の施しようがない』と言われました。
あまりに突然のことで『なんでそうなったの?』と思いましたが、脳のMRIを見ると、サンゴ礁のような大きな動脈瘤があり、それが破裂したそうです。
『こんな大きな動脈瘤があっても自覚症状がないんですか?』とお医者さまに聞くと、『破裂するまで動脈瘤とわかりません』と。
それからは定期的に脳のMRI検査をしています。リスナーのみなさんも、40代でも50代でも脳ドックは受けてくださいね」(Bさん)
氏田「自分ではわからないんですね」
Bさんの悲痛なアドバイスが伝わってきます。
(みず)
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