「肉は健康に悪い」は嘘!食べると幸せに感じる物質が出る?
8月4日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、今週夏休みのパーソナリティのつボイノリオに代わって塩見啓一アナウンサーが登場。今年で67歳となる塩見が気になる本として、高齢者専門の精神科医である和田秀樹先生が書かれた『70代からの元気力』(三笠書房)を紹介しました。聞き手は小高直子アナウンサーです。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く日本人の平均年齢は何歳?
現在の日本は高齢化社会といわれますが、統計上にその状況は表れています。
今から50年前、日本人男性の平均寿命は60代後半で、70歳を超えると長め、80代になるとかなり長生きといわれる状でした。
さらに遡って1950年(昭和25年)では、日本人の平均年齢は26歳でした。
現在の平均年齢は46歳前後なので、40歳ぐらいでも若い方と言えます。
一方、アメリカは1950年時点での平均年齢は31歳と、日本よりやや年上。
現在は38歳と日本よりも若くなっています。
移民も多いアメリカとは一概には比較できませんが、平均年齢が高いと周りの年齢も高めになるため、自分の年齢が高くてもあまり歳をとったと感じにくい傾向にあります。
70代こそ楽しく暮らせる
現在の60代以上の人も、まだまだ現役で働いたり元気に過ごしたりできそうですが、さらに和田先生の本では、70代になったら心がけることとして「年齢を気にしないこと」を挙げています。
自ら「自分はもう70歳だし」と口にすると、新しいことを始めようという気力も湧かなくなってしまいます。
この状況が続くと、老いの格差が拡大するそうです。
40代や50代ではこどもがいると教育にお金がかかったり、住宅ローンの返済に追われたり、会社では中間管理職の板挟みで上と下の両方に気を遣わなければならなかったりしますが、70代はそれらの心配や責任からは解放されます。
つまり、70代は健康を気にする必要はあるものの、嫌なことを進んで行う必要はない世代ともいえます。
長生きをする人は肉が好き
あと、「長生きをする人は肉をよく食べる」ということがよく言われます。
肉を食べると元気になっていくのか、それとも元気だからこそ肉が食べられるのかは不明です。
ただ、タンパク質は歳を取っても必要で、和田先生によると、多少コレステロールが多くなっても肉を食べる人は長生きすることがデータで明らかになっているそうです。
戦後に日本が長寿国になったのは、肉食に変わっていったからという説もあるそう。
かつて日本人の平均寿命を下げていたのは結核でしたが、薬の効果もさることながら、肉食が一般化したことで栄養状態が良くなったことも、結核を克服できた一因ともいわれています。
「お肉は健康に悪い」誤った説が広まった理由
一方で「肉を食べるのは体に良くない」というイメージも根強く残っています。
理由のひとつは日本人は健康診断の数値を気にしすぎる傾向にあり、元気であっても「身体が悪い状態」と感じやすいため。
高血圧が気になる方も多いですが、血圧を下げることより、肉を食べて血管を丈夫にする、という考え方もあるそうです。
もうひとつの理由は、アメリカから「肉の食べ過ぎは健康に悪い」という考えが、「肉は健康に悪い」というように変換されて広まったため。
食べ過ぎは身体によくありませんが、肉そのものが悪いというわけではありません。
肉には神経伝達物質のセロトニンの材料となるトリプトファンというアミノ酸の一種が含まれており、これは人間の体内で作ることができません。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれるもので、歳をとると減っていくもの。
小高は「確かに焼肉を食べると幸せな気分になる」と語りましたが、肉で補っていくのは大事なようです。
(岡本)
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