新人アナが、岐阜県・中津川市の地元に愛される人気メニューを全力で紹介!
その町以外ではあまり知られていないけど・・地元の人はみんな知っている!
その町で生まれ、町に根づく愛されフード。CBC新人アナウンサー・神戸生まれ東京育ち、 地方初心者の松本道弥アナが調査していきます。
今回岐阜県中津川市。特産は何といっても「栗きんとん」ですが、中津川市の愛されフードは
『たなかのミートスパ』。
地元の方に聞いてみると「毎日でも食べたい!」と大絶賛。
鉄板に自家製ミートソースと目玉焼きがのったスパゲッティで、他にはないミートの
旨味が広がる味です。
レトロな看板が目印の「喫茶たなか」。
70年前の創業当初からいまも現役のミルで挽くコーヒーが自慢の喫茶店です。
ミートスパは、出来上がりのジューっという音が無くなるまでの30秒間が「一番の見どころ」とのこと。
なんとオーダーの99%がミートスパという日もあります。
味の決め手となるミートは、赤身多めの国産合いびき肉。
生のニンニク、玉ねぎ、トマトと一緒に牛骨スープで炒め、圧力鍋で1時間半煮込んだら、
ケチャップとウスターソースを加えて完成!
マスターおすすめの食べ方は、目玉焼きをスパゲッティの上にひっくり返して、
フォークでグサグサとほぐし、全部混ぜて食べると、卵の黄身が麺に絡んでおいしさアップです。
前日残しておいたミートソースに、作りたてのソースを混ぜることで、
“たなかのミートスパ”と言える味になります。
東海地方で鉄板ナポリタンが流行した昭和40年代に、独創性を追求した先代が、
“あえて”考案した「たなかのミートスパ」。
60年間、欠かさず作り続け「中津川市の味」となった、親子2代の味遺産でした!。
中津川市のもうひとつの愛されフードは「五十番の塩焼きそば」
地元の人に尋ねると、誰もが大絶賛します。
「五十番」という中華料理屋さんのメニューで、自家製の太麺を使った白い焼きそば。
お酢などで味変するのもオススメ、 オーダー率、ほぼ100%のメニューです。
豚肉、野菜、麺を塩コショウで味付けしただけ!という、天高くそびえ立った盛り付け。
もやしと見紛うほどの太麺は、自家製のオリジナル麺!小麦粉と全粒粉、
2種類の生地をサンドイッチすることで栄養価を保ちつつ、独特のモッチリ感を高めるという、
ご主人独自の製法で作っているのが、美味しさのヒミツです。
実は、お店オープン当初は “超赤字店”だったそうで、
仕入れた食材を無駄にしないよう、中華麺を手軽な「塩」で炒めたのが、塩焼きそばの始まり。
それが、安い、うまい、ボリューム満点と、食べ盛りの高校生に支持されて半世紀。
地元を代表する愛されフードに成長しました。
地元を離れて、都会の大学に進学した学生さんが
休みで帰省すると立ち寄ってくれ、そうしたご縁で営業を続けていられます、と
ご主人は話してくれました。
3月4日(金)CBCテレビ「チャント!」より