畳80畳分の白い帆!霞ヶ浦の「帆引き船」
日本で2番目に広い湖である茨城県の霞ヶ浦で、この時期に運行されている伝統的な船があるそうです。その名も「帆引き船」。7月31日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、土浦市観光協会の露久保浩さんが電話出演し、帆引き船について紹介しました。聞き手は天野なな実と竹地祐治アナウンサーです。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く畳約90畳分の帆
帆引き船はもともと漁船として使われていた船で、現在は観光用として運航されています。
最大の特徴は、畳約90畳分にもなる真っ白な大きな帆を広げて進む姿です。
竹地「畳90畳ってもう想像絶するんですけど、12メートル四方が面積的には同じぐらいですよね。4階建てぐらいのビルが帆を張ってるみたいなもんですよね」
また、帆引き船は風を受けた帆の力と、水中に下ろした網にかかる水圧のバランスを利用して進む伝統的な漁法を再現しています。
露久保「昔ながらの趣のある霞ヶ浦の自然と調和した姿が大きな魅力となっている船になります」
ベテラン技術があってこそ動く
竹地は、風と網のバランスで船を操る難しさについて質問しました。 これに対し露久保さんは、現在操船を担当しているのは86歳のベテランで、実際に漁船として使われていた時代から帆引き船を操ってきた経験を持つ人物だと紹介。「ベテランの技術ですので、バランスを取って上手に操業している」と話しました。
一方で、保存会には30代、40代のメンバーも参加しており、2~3人の若い世代が技術を受け継いでいる最中だと説明。
伝統を未来へつなぐ取り組みも続けられています。
明治時代から続く美しさ
帆引き船は明治時代初期から、ワカサギやシラウオ漁で活躍してきました。しかし昭和42年に動力船による漁が主流となったことで姿を消します。
その後、昭和48年に観光用として復活し、現在では霞ヶ浦を代表する観光資源として親しまれています。
一般客は帆引き船に直接乗船することはできませんが、遊覧船から間近で見学できるとのこと。
露久保「間近までご覧いただくような形になるかと思いますが、普段では味わえない景色をお楽しみいただけるかと思います」
竹地「もう空の青、海の青、そこに帆引き船の白い帆ですよね。綺麗だし、帆がでかいし。コントラストすごい良いですよね」
さらに竹地はスタジオで帆引き船の写真を見ながら「真っ白なホタテ貝が湖の上に浮かんでるみたい」と、その美しさを表現しました。
あまりにも美しいため、写真愛好家から高い人気を集めているといいます。
秋まで土日に運航
帆引き船の今年の運航は7月21日に始まり、10月12日までの土曜日と日曜日に実施されています。 見学を希望する場合は、霞ヶ浦の遊覧船を運航する「ラクスマリーナ」の遊覧船に乗船すると、帆引き船を間近で見ることができるとのこと。
遊覧船は13時30分発です。
露久保「暑さ対策をしっかりしていただくとともに、船内には冷房の効いた室内もありますので、そちらでもご覧いただけます」
天野「涼みながら、写真撮る時だけ、ちょっと暑いところにも出ながらね。様子を見て楽しんでもらえたらということですね」
大きな白い帆が湖上をゆったりと進む姿は、この季節ならではの特別な景色。
霞ヶ浦の自然と伝統が織りなす夏の風景を、ぜひ現地で楽しんでみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
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