「天花粉ってなんですか?」薬局でも通じなかった昭和の言葉
天花粉(てんかふん)という言葉が、若い世代には通じなくなっているようです。9月18日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』、音楽を起点に情報やニュースを届ける「トーマスの箱」のコーナーでは、鳥羽一郎さんの「天下布武」をBGMに、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、リスナーからの投稿を紹介しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くリクエストは戦国の歌?
複数のリスナーからこの「天下布武」のリクエストがありました。
つボイ「天花粉、天下布武、天花粉、えっ?」
小高「天花粉の話をしたときに、『天花粉の曲が見つからんかった』って言ってたんですよ。で、なんて?」
つボイ「天下布武」
小高「惜しい!“ぶ”と“ん”が違う」
天花粉といえば赤ちゃんのイメージ。ところが届いたのは、よろいかぶとが登場する戦国ものでした。
小高「バブバブ」
つボイ「全然関係あれへん(笑)」
薬剤師に聞いてみたら
そもそも天花粉が話題になったのは、つボイ自身の体験がきっかけでした。
薬局の若い薬剤師に「天花粉ありますか?」と尋ねたところ、「天花粉ってなんですか?」と返されたのです。
「私は天花粉を言葉として知らなくて、でもこどもの頃にベビーパウダーは使わなかったなと思っていたんです。先ほどの放送で、そうだそうだシッカロールだったと思い出して、すっきりしました」(Aさん)
Aさんは、天花粉と同じように通じない言葉として、「ナフタリン」や「樟脳(しょうのう)」も挙げています。以前、百均で年配の男性が「ナフタリンどこ?」と若い店員に尋ね、「えっ?」と聞き返される場面に出くわしたそうです。
「そこに年配の店員さんが『ナフタリンは知らんのか、パラゾールだ!』と言っていました」(Aさん)
古い言い方で覚えている人もいれば、商品名でしか覚えていない人もいます。Aさんは思わず「衣類の防虫剤のことですよ」とお節介発言をしてしまったといいます。
店員さんなら知っていてほしい
続いてBさんからも、似たような経験が寄せられました。
「以前ハンズで『魔法瓶ありますか?』、ホームセンターで『豆炭ありますか?』と尋ねた時の反応が全く同じでした。店員さんなら知っていてほしいと思います」(Bさん)
小高「若い人が知らないっていうのはわかるけど、店員さんはお仕事のためにそういうのも知識として知っててほしいなって」
つボイ「薬剤師の人やったら知ってるかなと思いましたけど、薬剤師の範疇ではないかもわかりませんけどもね、天花粉ってね」
風呂上がりの歌舞伎役者
「ベビーパウダーという屋号も持っておりますが、僕が小さい頃、よくお風呂上がりに付けてもらっていました。その時の呼び名はポンポン。お風呂上がりに『ポンポンするよ』と言われてました」(Cさん)
ここで曲が変わりました。
「天花粉のテーマ曲を考えました。『パタパタママ』」(Dさん)
小高「さっきはポンポンするよやったけど。こっちはパタパタ」
ここからは軽快な「パタパタママ」(のこいのこ)に乗せて、まだまだ天花粉の話題です。
「私が小さい時は、缶に入っていた天花粉を風呂上がりに付けていました。あせも対策に、首が歌舞伎役者みたいに真っ白になるぐらい付けておりました。懐かしいです」(Eさん)
つボイによると、当時の赤ちゃんは羽二重餅のように真っ白になり、手足をバタバタさせていたといいます。
小高「汗を吸い取って、あせもとかそういうのを防ぐために、パタパタママなんですか?」
つボイ「なんかそういうこと」
今は使わない?
「いまの赤ちゃんはベビーパウダーは使いません。毛穴が塞がれるそうです。孫が生まれて里帰りの時に、娘から聞きました」(Fさん)
つボイは「娘と母親の間ならいいが、これが義母と嫁だと難しい」と話します。
「あんた天花粉付けたらんといかんがね」「お義母さん、いま天花粉は使わないんですよ」といったやり取りになりかねません。
つボイ「新しい子育てとか、いろんな方法が随分ありますからね」
最後にGさんから、もう一曲の提案が寄せられました。
「この歌はどうでしょうか。ドロロン天花粉」(Gさん)
つボイ「『ドロロンえん魔くん』やわ」
小高「ベロベロバァや」
つボイ「あんたもよう知っとる。いくつや」
小高「23歳」
薬局では通じなかった言葉ですが、番組には天花粉の記憶が次々と寄せられました。小高の伝家の宝刀が飛び出したところで、コーナーはお開きです。
(minto)
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